100億個の地球型惑星

BUSINESS INSIDERの記事によると、銀河系には最大100億個の地球型惑星が存在するとのこと。今までケプラー宇宙望遠鏡が太陽系外惑星を4千個以上発見し、その内地球外生命が見つかる見込みが高いと考えられたは10数個だった。10数個が100億個になるというのだから驚きだ。地球型惑星とは、岩石でできた、地球と同じくらいの大きさの惑星で、主星である恒星のハビタブルゾーンに存在する惑星と定義されている。ハビタブルゾーンとは、惑星表面に液体の水が存在できる、恒星からの距離の範囲を指している。要するに岩石と水が存在する可能性のある地球サイズの惑星だ。天体物理学者のエリック・フォードらは、ケプラー宇宙望遠鏡は大きな惑星を見つけるのに適しているが、地球サイズの小さな惑星を見逃していることに注目した。フォードらは、宇宙に似たシミュレーション上の宇宙を構築し、そこに存在する恒星を、ケプラーと同じように観測した。そこから導き出された結果が「最大100億個」とのこと。今現在、地球外生命は発見されていないが、そのうち発見されるかもしれない。なにせ、100億個の威力だ。下手な鉄砲も数打ちゃ当たるに違いない。