天災が人災になる理由

連日九州で豪雨が続いている。緊急会見で気象庁のK主任予報官が早めの避難を呼びかけている。ところが、このK主任予報官はファニーフェイス。この顔と言い方では、緊急な危険性が伝わってこない。避難すべき人々は避難したのだろうかと心配になる。そう言えば、地震の時を思い出す。大きな地震があると地震津波監視課長が緊急会見をする。前のA課長は喋りが下手だった。上がり性なのか話すことに緊張していた。あろう事かその緊張が、何と地震の怖さを和らげてしまっていた。これを聞いて現地の人は大したことはないだろうと高をくくっていたかもしれない。これでは、豪雨も地震も緊急性が伝わってこない。そこで自分は思った。気象庁の人事はどのように決まるのだろうかと。おそらくその部署のナンバー2が収まるのだろう。でもナンバー2のナンバー1は、決してリーダーとは限らない。少なくとも国民に緊急性を知らせる役職は、その意を知らせることの出来る人物を選定すべきだと思う。天災が人災になる理由が少し分かったような気がする。