保育所新設の審査と指導

今朝近所の市立保育園の子供達が散歩で自宅の前を通り過ぎた。子供10名ほどに若い女性の保育士2名が付いていた。「お早うございます」という明るい挨拶をする感じの良い保育士さん達だった。そう言えば、ここ数年の間、我が家の近くにも私立保育園が雨後の竹の子のように建ち始めた。待機児童解消対策が進んでいるのは良いことだと思うが、果たして保育士さん達が足りるのかしらと思ったことがある。待機児童が多いことで有名な世田谷区では、企業主導型保育所の保育士が一斉に退職し休園したことが話題になっている。「こどもの杜」が運営する世田谷区内の2つの保育所だ。10月末に保育士や栄養士など合わせて18人が退職し、父兄には10月31日夜にメールで「明日から休園する」と伝えられたとのこと。退職の理由は、給与の未払いという。給与の未払いといい父兄への連絡といい、極めて杜撰な会社だと思う。企業主導型保育所の審査や指導は公益財団法人「児童育成協会」が行っている。責任の一端は協会にもあると思うのだが。対策は如何に。