見識が問われる総裁選

次期総裁選に向け既に議員の7割を確保した安倍総裁が未だに立候補を表明しない。安倍は石破元幹事長との論戦を避けるよう取り巻きに指示を出しているという。告示日である来月7日まで出馬表明しないとの噂も出ている。一方、石破は憲法改正や経済政策、国会運営などについて論戦を挑む戦略とのこと。だが、安倍は石破の呼びかけに応じる気配は無い。このまま時が過ぎれば討論もなく総裁が決まってしまう。自民党総裁イコール首相だから、無言のままで日本国の首相が決まるということだ。全く異常だ。と言うより安倍は姑息だ。自民党員だけでなく全国民をバカにしている。安倍政権になってから官邸主導で秘密裏に事が運ぶことが多過ぎる。モリカケ問題も説明責任を果たさず逃げてしまった。総裁選も逃げ恥作戦を採っている。さて、バカにされた自民党員はどのように判断するのだろうか。進次郎は安倍に対し口を噤むのだろうか。安倍と自民党員と進次郎の見識が問われている。