負けたがるサッカーW杯

今日は強風の中でゴルフをしたので、疲れてサッカーW杯対ポーランド戦は見ずに寝てしまった。夜中に起きて結果を知った。日本が自力で決勝トーナメントに進出するには、勝つか引き分けが絶対条件だった。だが0-1で負けているのに、負け側の日本は攻めなかった。西野監督はセネガルとのフェアプレーポイント差に託したからだ。結果は西野の目論み通りフェアプレーポイント差で決勝トーナメント進出を果たした。日本中で賛否両論が渦巻いている。西野監督は、清水の舞台から飛び降りる覚悟で決断したに違いない。結果オーライだから、西野監督は満足していると思う。一方選手たちは、やり場のない悔いの残る複雑な気持ちを味わったに違いない。ところが、日本のH組と対戦するG組でも無気力試合が行われていたとのこと。G組1位で通過すると決勝トーナメントの第2戦で優勝候補のブラジルと当たることになる。ベルギーもイングランドも選手を大幅に入れ替え、主力選手を温存するとともに、両者共負けの2位狙いを指向したようだ。結果はイングランドの無気力負け。世界中から賛否両論のアメアラレ。自分はこう思う。負けている日本が攻めないのはフェアプレーではない。フェアプレーポイントとは裏腹だ。たとえ0-2になったとしても最後の最後まで、攻め続けてほしかった。その方が、現場で戦う選手にも観衆にも悔いが残らなかったはずだと思う。何れにしても西野監督の決断の評価は、対ベルギー戦の結果で決まると思う。