片山晋呉問題の是非

日本ゴルフツアー選手権のプロアマ戦で、片山晋呉選手の同組アマへの対応が物議を醸している。真相は分からないが、報道によると以下の通り。1番ホールのグリーン上で片山はアマのラインを読んであげなかった。ホールアウトした後、アマ3人は次のホールに進んだが、片山は1番ホールに残りパットの練習をしていた。アマが促し片山は2番ホールに来たが、ポケットに手を入れたまま「まだ先が詰まっているじゃないですか」と言った。するとアマの1人が大声で「帰る」と怒鳴りだした。クラブハウスに戻ったアマは「青木会長を呼べ」と騒ぎ出した。すると青木会長は咄嗟に判断し、事態を公にして謝罪した。その後片山と石川選手会長が揃ってアマに謝罪した。報道記事を読み解くとザッとこんな感じだ。プロアマ戦に招待されるアマはスポンサーか関係者に限られている。出場するプロ選手には、アマへのホスピタリティが義務付けられている。これらを総合して考えても今回の騒動は極めて奇妙な感じがする。片山は少し非礼的なところがあったが、青木会長を呼び付けるほどの非礼さとは思えない。青木会長も石川選手会長も対応が極めて丁重過ぎる。それに較べこのアマは余りにも威張り過ぎている。そこで思う。日本男子プロゴルフ界はスポンサーに対し余りにも遜り(へりくだり)過ぎている。一方スポンサー側は余りにも傲慢過ぎると。パッとしない男子プロゴルフ界がスポンサーに遜る訳は分からなくはないが、単に謝罪で終わる問題では無いと思う。明日もこの続きに言及してみようと思う。