飲兵衛の後悔

TOKIOの一メンバーが連日マスコミを賑わしている。真相は分からないが本人によると、女子高校生を自宅に呼び出し、酩酊状態で卑猥な言葉を浴びせキスをし迫ったが、寝てしまい、目が覚めると女子高校生は帰っていた、ということらしい。その後本人は犯罪だとも自覚せず、2か月間も普段通りの芸能生活をしていたようだ。事件は、女子高校生の父親が警察に届けたことから発覚した。まず第一に思うことは、何故TOKIOの一メンバーは知り合いの女子高校生を自宅に誘ったのだろうか。第二は、何故女子高校生は、気安くその自宅に行ったのだろうかということ。第一の問題にも第二の問題にも相当な問題がありそうだ。アルコール依存症の当人が、治療のため2か月も入院して退院したその日の出来事だ。まるでアル中落語の落ちみたいだ。結果としてアルコール依存症は治っていなかったということだろう。病院の医師にもある程度責任はありそうだし、本人の自覚は如何なるものかとも思う。一方違う次元で見ると、ホイホイと誘われる女子高校生がゴキブリホイホイのゴキブリにも見えなくは無い。話は変わるが、自分はTOKIOの一メンバーと同様にアルコールが好きだ。我が人生71年間のなかで、アルコールが原因となった失敗は数知れない。もっとも、TOKIOの一メンバーのような罪深いことはしたことはないのだが。酔った勢いに任せなければ自分の人生は変わっていたのかもしれない。