受験の動機

ロンブー淳の青学受験失敗が波紋を呼んでいるようだ。100日の勉強で受かるぞと宣誓したものの、見事に全学部不合格。たった100日で合格を目指すとは真剣に勉強している受験生を舐めているという非難が多いようだ。だが、何故受験生が怒るのかが分からない。不合格になれば、ロンブー淳の無謀さを嘲るだけだし、もし合格すれば受験生が己の甘さを悟るだけだ。そこには怒る要素など何も無い。どうもロンブー淳の青学受験の動機はインテリ芸人「京大卒の宇治原、同志社大卒のカズレーザー」のように「青学卒のロンブー淳」と呼ばれたかっただけのようだ。何とも詰まらない動機だ。悪ふざけとしか言い様がない。肩書きよりも中身の充実が先なのに。でも、ロンブー淳が政治家を目指しているのは間違いなさそうだ。しかし、タレントが知名度だけで政治家になるのは間違っている。タレントでも政治家として成功した見本を見習うべきだ。その見本はそのまんま東。そのまんま東は大学で政治学を学んだだけでなく、普段の日常生活でも政治的関心事にコメントをつけメモを集積していた。そのメモが肥やしになり政治家としての花が開いたのだ。ロンブー淳も政治家を目指すのであれば、そのまんま東の足跡を辿るべきだと思う。