ウスラボケの恐怖

米国から現代版ホラーニュースが伝わってきた。米国やカナダなどの著名な専門家らがトランプの健康診断を担当した医師に「認知症の検査をするべき」との書簡を送付したとのこと。専門家らが問題にしているのは最近のトランプの言動。発言にまとまりがない、ろれつが回らない、古くからの友人の顔が見分けられない、同じ内容の発言を繰り返す、読んだり聞いたり理解したりするのが困難、衝動抑制の能力が疑わしい等々天こ盛りだ。金正恩と仲良くしたいと言った直後に許せないと言ったり、中米やアフリカ諸国をshithole(肥溜め)と下劣で人種差別的な表現を何度も繰り返した末に、発言の事実を否定したりする。アルツハイマーは脳が萎縮していくので、発言した記憶そのものが無くなってしまうので過去を覚えていないが、ウスラボケは違う。ウスラボケは、自分の過ちに気付くことがある。その過ちを繕うために、ウソをついて隠す行動に出たり、凶暴になって問題をすり替えようとする。どうやら専門家らの指摘は的を射ているようだ。日本では75歳になると免許更新時に認知症検査が義務付けられている。核のボタンを握っている大統領には、定期的な認知症検査を義務付け瞬時に公開して欲しいものだと願う。