44歳の挑戦

偏差値32のロンブー淳が、一大決心して青山学院に挑戦するとのこと。多分、ロンブー淳は高校時代に勉強をしなかったのだろうと思う。偏差値とは、ある数値がサンプルの中でどれくらいの位置にいるかを表している。50が平均値で、32は100人中97番目位の成績だから、如何に学業をサボっていたかが良く分かる。でも、学業成績が悪いからといって、頭が悪いとは限らない。学業成績は頭の良さよりも記憶力がものを言う。暗記力さえあれば成績は残せるものだ。だから成績の良い者が世の中で活躍するとは限らない。何故なら、学業成績と頭の良さは必ずしも比例するものではないからだ。ロンブー淳は頭が良いと思う。一時は政界進出も噂された程だ。機知に富んでいる。頭が良い証拠だ。ただロンブー淳には致命的な欠点がある。言いたいことを言うが、いつもその評価を気にしている。それが態度に表れている。見え透いているから嫌みとなり人気が出ない。人間として器が小さいと思われる由縁だ。そのロンブー淳が青学受験を公約した。44歳のロンブー淳が、夜型人間から朝方人間に切り替え朝8時から勉強を始めたとのこと。100日間の猛勉強で合格を目指すという。「何歳になっても学べる」ことを体現し、学ぶ面白さと学んだことを社会貢献に活かすことを発信したいと言う。合否の結果に係わらず、この経験でロンブー淳は何か大事なものを得るはずだ。