次男とゴルフ

いつもの仲間とゴルフに行ってきた。仲間と言っても、一人は師匠でもう一人は自分と同期の生徒。いつも4人目が定まらない。その時々に声を掛け4人目を募る。ところが今回は皆の都合が悪いと言う。仕方なく自分の次男に声を掛けることにした。次男は社会人だがゴルフ関係の会社に勤めている。平日ゴルフで休みを取っても会社の理解は得られるだろうと思ったからだ。ダメもとで声を掛けたら、9月は忙しいのでダメ、10月になればOKとの返事。そこで今日は次男がメンバーに加わることになった。そこそこ上手いのは知っていたが、これ程上達していたとは知らなかった。スタートの1番ホールのティーショット。クラブを軽く振っているように見えるが、ボールは理想的な角度で弾丸のように伸びながら飛んでいく。しかも狙った方向へ一直線だ。同じゴルフでも次元が違う。久々にテレビに出て来るプロのような弾道を直に見た。オフィシャルハンデ6の師匠が「あれほど飛ぶと楽しいだろうな」と感嘆の溜息をついた。ゴルフが終わった風呂場で「一緒に風呂に入るのは久し振りだね」と次男に言った。考えてみると、子供たちと一緒に風呂に入ったのは小学校低学年まで。何と30年ぶりなのだ。時が経ち子供が成長したことを実感した一日であった。