親バカ

土曜日の昼は、家にいれば気楽なテレビ番組「正直さんぽ」を見ることが多い。今日は「女子正直さんぽ」で女子の出番。以前は、関根麻里、柳原可奈子、松岡茉優の3人娘にお笑いコンビずんの飯尾和樹が加わりオバサン女装で番組をリードしていた。我が街の市場にも来場し、お蔭で彼らが入った飲食店は大繁盛だとか。余りにも影響が大きく、自分としては少しだけ傍迷惑している。でもそれは全体としてプラスの影響だから、自分を除けば願ったりの状況だ。しかし、少し気になることもある。関根麻里が妊娠・出産で、父親の関根勤が麻里の代役として出演し始めた。関根勤に悪気は無いと思うが、飯尾和樹を喰っている。今まで飯尾和樹が番組をリードしていたが、関根勤が出始めてから、めっきり元気がなく口数も少ない。それもその筈だ。関根勤と飯尾和樹では、格が違う。たとえ関根勤が控えめに振る舞っても、視聴者の目は関根勤に向かう。飯尾和樹にとれば、関根勤は目の上の人。気を使わざるを得ない。自然と無口になる。関根勤は何故この番組出て来たのだろうかと思う。関根勤から見れば、産休中に娘のレギュラー番組が切れないようにと思う親心なのかもしれない。そしてその目的は達成するかもしれない。だが、レギュラーのメンバーにとっては、どう映るのだろうか。番組を潰している。こういうのを親バカと言うのだと思う。バカ。