アップグレードしてはいけない

最新OSのWindows10が7月29日にマイクロソフト社より無償で公開されることになった。ところが、先日富士通からアップグレードするなと極めて異例なメールが届いた。自分の使っているパソコンは2011年型富士通FMVでOSはWindows7。Windows7をWindows10にアップグレードすると、動作が不安定になり今まで使っていた機能が利用出来なくなるケースがあるようだ。富士通はそのトラブルに対しサポートはしない。既にアップグレードの予約済みの方は予約をを取り消して下さいとのこと。Windowsシリーズは嘗てXPが全盛を極め長く続いたが、現在はWindows7が主流だ。マイクロソフトはスマホでアップル、Googleに後れを取り、Windows8も不評。だからこそ、巻き返しの切り札は、Windows7をWindows10にアップグレードすることだったはずだ。それなのにWindows7ユーザーを取り込めない。一方ブラウザーについてもトラブルが多い。2年前にWindows8が発売されてから、マイクロソフトのインターネットエクスプローラーの画像がずれたりフリーズすることが頻発したので、今はGoogleChromeに切り替えて使っている。マイクロソフトの技術力は落ちるところまで落ちてしまったのかもしれない。更にスマホの隆盛によりパソコン市場は縮小の一方だ。マイクロソフトにとってWindows10の欠陥は、弱り目に祟り目と言えそうだ。