七夕に「ひまわり8号」運用開始

今日は七夕。子供の頃、七夕が来るのが楽しみだった。短冊に何を願うかが重大事だった。竹笹に吊るした時に書いた願いが叶うと誤解していた。牽牛と織女の話も信じていた。昔は空気が澄んでいて天の川がよく見えた。母親にどれが牽牛星でどれが織女星を教えてもらった。小さな星が牽牛と織女に見えた。しかし天気の悪い日の七夕にはがっかりした。テルテル坊主を作って祈れば良かったと後悔したこともあった。七夕の今日から「ひまわり8号」の運用が開始された。ニュースでは、7号と8号の画像情報を比較している。8号の解像度は7号の2倍。白黒ではなくカラーだから雲と黄砂や火山灰を識別出来る。撮影間隔が30分から2分半に短縮され、急激に発達するゲリラ豪雨も監視し易くなる。という触れ込みだ。テレビ画像を見ても精度は高そうだ。だが8号の優れた性能を気象情報にどう生かすかは気象庁の頑張り次第だ。でも今の技術で1週間先まで正確に予報しろとは言わない。ひまわり8号には約500億円の費用がかかっている。ひまわり8号は気象庁のおもちゃではない。せめて2日後位は正確に天気を言い当てて欲しいものだと思う。