罰金乱発のアジアカップ

アジアサッカー連盟は金欠状態にあるのかもしれない。オーストラリアでアジアカップが開催されているが、罰金や警告が乱発している。パレスチナ戦の後、本田のコメント「身体に触れただけでファールを取るのはまるでバスケみたいだった」が審判侮辱と受け取られ罰金60万円。警告を受けた今野も清武も24万円。未承認のユニフォームを使用したとしてイランに60万円。シミュレーションの韓国選手には50万円。では本田は何を言ったのか。「審判のレベルが低過ぎる」と言っただけだ。その後に続く言葉は無いが、あえて想像して付け加えれば「もっと我々のパフォーマンスを発揮出来る場にしてほしい。サッカーは格闘技だ。多少の接触は駆け引きの内でこれも技術の一つ。選手は互いに納得している。でも中にはアクドイ奴もいる。審判は試合の流れを止めないで、最小限の権限を行使してくれれば良い。ゲームを作るのも審判の仕事だ」ということだろう。従って、アジアサッカー連盟が得た罰金は、審判の再教育に使うのが妥当だと思う。