初めてのインフルエンザ

インフルエンザが流行っている。自分は今までインフルエンザになった記憶はないが、とうとう罹ってしまった。昨日の朝、起きた時に喉の奥がピリピリして、少し怠いので熱を測ってみると37度ちょっと。只の風邪かと思っていたら午後から39度近くに上がり、布団の中で灼熱地獄を味わった。今朝は只の風邪であることを願い、近所の掛かり付けの医院に行った。症状からは風邪ともインフルエンザとも言えないとのことで、念の為インフルエンザのチェックをお願いした。操作は簡単だ。鼻孔に綿棒を入れて検体を取り、検査キットで測るだけ。10分もすると結果が出る。結果は残念ながらA型のインフルエンザだった。初めてのインフルエンザ体験だ。薬は数日間の服用と1回限りの吸入とから選べると言う。即時に吸入を選んだ。その場で8回ほど吸入するだけで終わり、随分簡単な治療法だと思った。先生がインフルエンザで怖いのは、脳炎と肺炎だと言う。酷い頭痛で咳が酷く気持ちが悪くなれば、救急車を呼ぶレベルだという。連休に入るので、もし症状が悪化したら先生の携帯に連絡するよう指示があった。こういう時は心強い。なんて患者思いの先生なのだろうかと感心した。自分は今年69歳になる。若い時と違い、病気による身体へのダメージは大きい。来年からはインフルエンザの予防注射を受けることにした。そして肺炎球菌ワクチンも。