異物入りジャンクフード

マスコミが食品への異物混入問題で悪乗りをしている。マックの異物を発端に、ペヤング、ローソン、ワタミ、和光堂と次々とやり玉に挙げられている。ペヤングも和光堂も即時商品を回収した。ユーザーに向かい合って商売していることが伝わってくる。それにしてもマックの対応は酷過ぎる。取締役が2人出席し会見を開いたが、記者の質問には答えられず「深くお詫びする」と「出来るだけ防止策を作る努力はする」を繰り返した。この程度の会見であればアルバイトでも出来る。マックのマニュアルは有名だ。マニュアル通りにアルバイトが働く。ところが、異物混入などのクレーム処理についてはマニュアルはなさそうだ。更に問題なのはクレームを統計的にとってはいないことだ。実態が把握出来なければ対処の方法もない。経営陣はクレーム処理は金がかかるので目を瞑っているのかもしれない。それともジャンクフードだから少々の異物混入は問題ないとでも思っているのだろうか。経営陣を目覚めさせるには、ショック療法が必要だ。12月の売上が前年同月比20%減少しているとのことだが、更に不買運動で50%減程度のパンチが必要だ。経営陣が社内よりもユーザーを見るようにならなければ、マックは変わらない。