頑張れMKタクシー

国の定めた運賃よりも安い価格で営業していたタクシー会社に対し、国が運賃を上げるよう求めた裁判で、裁判所は安い運賃での営業を認める決定を出した。違法に高い運賃を強制するのであれば、国が下げさせる命令を出すことは理解出来るが、その逆で、人並みに値上げしろとは納得がいかない。裁判所の判断は正しかったと思う。国と争っていたのがMKタクシーだ。MKタクシーは従業員教育もしっかりしていて経営も健全なことで有名だ。コストダウンに励み値上げ改定前の運賃を継続している。そのことに国交省が難癖を付けた。何故お上に逆らうのか、という官僚意識から出たものだろう。元々格安運賃を認めない法律自体に欠陥があるのに、困ったものだ。MKタクシーといえば思い出がある。一昨年京都に行った時タクシーに乗った。何か違和感があった。少し小さな気がした。殆んどのタクシーは中型のクラウンだが、そのMKタクシーは小型のアクアだった。珍しいですねと運ちゃんに声を掛けると教えてくれた。京都は狭い道も多いので、小型の有用性を数台でテスト中とのこと。その姿勢に何か嬉しくなった。頑張れMKタクシー。