一念岩をも通す

いつも強い意志を持って生きたいとは思っている。「一念岩をも通す」とは、強い信念があればどんな困難でも成し遂げられる、という意味だが、その前に女が付いて「女の一念岩をも通す」となると、女の執念の強いことの例えになる。「女」が付くか付かないだけで、前向きに困難に立ち向かうのか、それとも後向きの執念に燃えるのか、と全く意味が違うことになるのは日本語の妙で面白い。だが今日言いたいのは勿論セクハラでもないし単なる言葉遊びでもない。日本と韓国の関係についてだ。光復節で朴大統領が演説するのに先立ち、取り巻きが柔軟な祝辞にするよう提言した。未だに日韓首脳会議が開かれていないからだ。ところが朴大統領はそれを一蹴し日本批判を繰り返した。しかも来韓していたローマ法王にも告げ口をしたようだ。先日朝日新聞が慰安婦問題は捏造であったことを認めた。そろそろ韓国も歴史を振り返り、現実を見つめ直し、未来志向に移る時が来ていると思うのだが。