三者三様の夕食

このところ卒寿を過ぎた義母の健康状態が頗る良い。一昔前はしょっちゅう海外旅行を楽しんでいたが、最近は些かきつくなり家に居ることが多くなった。ところが調子が良いので温泉にでも出かけたいと言う。そこで昨日はカミサンが義母を連れて湯河原への1泊旅行となった。勿論自分は留守番役だ。偶には一人になるのが好きなのだから。夕食は以前から楽しみにしていた焼肉屋に行くことにした。この街一番の焼肉屋らしく、出てくる肉の質が違う。ペラッペラの肉などないのだ。生まれて初めて食べたシャトーブリアンという肉はことのほか美味かった。メニューには肉の女王と書いてあったが、まさにその通りの味わいであった。最後に出てきた卵雑炊も、さっぱりとして絶品だった。食事の初めにカミサンから、無事に着き、これから懐石料理をいただくとのメールがあった。当方は絶品の焼肉を堪能するのでお互いに楽しみましょうと返信した。義母は毎日自分で食事を作っているので、久し振りの外食だ。昨日は三者三様の異なる思いで夕食の味を噛み締めたようだ。

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コメント: 2
  • #1

    Sho94 (日曜日, 22 6月 2014 12:29)

    たまには贅沢して美味しいもの食べると幸せな気分になれますね。
    先日、高額な秋田の純米大吟醸をいただき至福のひとときを堪能しました。

  • #2

    nishinari (月曜日, 23 6月 2014 11:59)

    最近、粗食が必ずしも体に良いとは限らない、と書いてある本を読みました。
    時々、肉食を実行中です。でも、腹八分で我慢しています。