子どものチャレンジ精神

昨日の中国偽ライオンのことで又々昔の事を思い出してしまった。今日はお盆休みなので孫たちが我が家に遊びに来た。5歳の男の孫が自分と一緒にお風呂に入りたいと言う。初めてのことだ。この子は運動神経が良さそうで、ゴルフも野球も素質がありそうに見える。最近は近所のスイミングスクールに通っていて、今一番のお気に入りはスイミングとのこと。お風呂の中でひとしきり会話して体を洗った後に、もう一度湯船に入りたいと言う。オーケーというと、ザッブーン。湯船に頭から飛び込んだ。そして湯船の中で何回も飛び込みをする。何か昔の自分を見ているような気分になった。考えてみると昔は個人の家に風呂などないのが普通だった。皆で近所の銭湯に行ったものだ。熱い浴槽と温い浴槽の間にはトンネルがあった。小学生になる前は、そのトンネルを潜ることが一人前になる証であり誉でもあった。自分は当然何回もトライして、そのトンネルを潜れるようになった。今5歳の孫が湯船の中でダイビングしているのは、まさに昔の自分がトンネルを潜ってトライしている姿と同じように見えてきた。出来ないことにトライするという子ども達のチャレンジ精神に拍手をしたい。