ケセンな言葉とは

極最近興味を持ったことについて話してみたい。自分は物書きを目指しているので模範になりそうな作家を常々チェックしている。その一人が高橋源一郎。この人の言葉は百戦錬磨というか才気満開で、思っていることを伝えることが抜群に上手いし的確だ。しかも、その文章を読んでいるだけでライブ感を味わえるのが良い。源一郎は文章の達人というよりも、抜群の感覚を伝えることの出来る才能を持っていることに特長があるのだと思う。「国民のコトバ:高橋源一郎:毎日新聞社」を読んでみた。内容は一長一短あり、部分的には普通の人には薦めない方が良いのかもしれないとも思うところもある。だが世界中の誰にも絶対読んでほしいと思うピカイチな章を見つけた。「ケセンな」ことばだ。「イエスの言葉 ケセン語訳:山浦玄嗣:文春新書」を紹介し、自分なりの見方を加えてある。源一郎の解釈というよりも、人間の真理を突いているのだと思う。ケセンという気仙語が当時のキリストの生の言葉を言い表している。すぐ読みたいと思いアマゾンで注文した。自分がケセン人になれたら、と思うがまだ読んではいない。ケセン語が世界の宗教界を一新するような気がする。と言うよりもケセン語の普及こそが世界平和に繋がることになることとは間違いないというような気になってきた。読んでからまた発信したい。山浦さんの新解釈新約聖書を。