投票することの責任

自民党のホームページにある政策パンフレットを読んでみた。「取り戻す」シリーズになっていて、復興から始まり経済、教育、外交、安心を取り戻すという。大きなポイントは2つで、金融政策と国土強靭化。経済を取り戻すため無制限の金融緩和即ちお札を無制限に刷り市場に供給するというが、市場にはお金がだぶついている。お金はあるが需要がないので使えない状況にある。経済を立て直すには、お金の供給と需要の増加の両方が必要だ。今はお金はあるので、とるべき政策は需要を如何に増加させるかにある。根本的に間違っている。一方国土強靭化と称し、公共投資に10年間で200兆円を使う計画になっている。これはもうバラマキの枠を超え、ドブに捨てるようなものだ。バラマキならば拾う人がいるが、ドブでは誰も拾えない。もし自民が政権を取ると、マニフェストに書いてあるという理由だけで実行される恐れは十分ある。実行されれば国債が暴落し日本が壊滅するのは目に見えている。自民のマニフェストは狂気の沙汰。投票者は投票したことに責任を持つべきだと思う。