復興費流用の監視を邪魔する民主党

今日で大震災が発生してから1年7か月となる。被災地での復旧復興が進まないなかで、復興とは直接関係のない名目で復興費の無駄遣いが進んでいる。経産省の工場設備投資支援、文科省の熱核融合実験炉研究費と国立競技場の補修費、外務省のアジア太平洋地域の交流費用、内閣府の沖縄の国道整備、農水省のシーシェパード捕鯨妨害対策費、財務省の庁舎耐震改修工事、法務省の刑務所の職業訓練と華々しい。このまま行くと1兆円が使われることになる。被災地の再建と無関係な事業に復興費が使われているのはおかしいとの声が上がり衆院決算行政監視委員会の行政監視小委員会が開かれることになった。ところが民主党全員と各省庁の答弁予定者が欠席したため流会となり未だに行政監視も行われていない状況だ。欠席指示は民主党が出したと認めている。大震災発生当時の菅が無能なため復旧復興が大幅に遅れたが、野田も菅を見習い復旧復興を進めない。それどころか、復興費流用についても行政監視委員会の邪魔をして「臭いものには蓋」をしようとしている。「近いうちに解散」との約束も守らず、国民生活への迷惑をも顧みず赤字国債法のための臨時国会も開かず、復旧復興を進めず挙句の果ては「臭いものには蓋」をする野田。恥を知れ、野田。