今一な東京駅丸の内駅舎

約6年間の復元工事が終わり大正の創建当時の姿に戻った東京駅丸の内駅舎が10月1日に開業したとのことで早速行ってみた。南北ドームの下には天井を見上げ携帯写真を撮る人が溢れていた。丸の内側の外に出ると平日にも関わらずビックリするほどの人がいて、3階建ての外観を眺めながら、その場所の雰囲気に浸っている様子がうかがえた。駅舎全体の写真を撮りたかったが残念ながら中央にある排気塔が邪魔になりベストアングルは見つからなかった。500億円ものお金をかけて復元したのであれば前庭部分も含めて全体美を求めるべきであったと思う。画竜点睛を欠くとはこのことをいうのだと思う。東京ステーションギャラリーも3倍の大きさになったとのことで入場してみた。入口のプラレールと影絵の展示にガッカリし、観るべきものがないギャラリーを初めて体験した。これで500円は高過ぎる。だがギャラリーの出口近くで北ドームの2階に入る事が出来たので文句は言わないことにした。人出の多さは開業間もないからに違いない。人気スポットにするにはこれから一工夫も二工夫も必要だ。