野球人気を復活させる方法

今朝のレンジャーズ対レイズ戦のテレビ中継を見ていて感心したことがある。好投したダルビッシュやアーチャーに、ではない。最初はいつもとは何かが違う感じがしたが、その何かがが分からなかった。そしてダルビッシュの生きた球筋を見ていて気が付いた。テレビカメラのアングルが違う。投手の真後ろのやや高めから映しているので、球種も分かるし、ストライクゾーンを通ったかも分かるし、球の散り方も分かるし、バッターのバットの振りのタイミングも良く分かる。投手対バッターの駆け引きを楽しく観させるテレビの黄金のアングルに違いない。それにしても日本のテレビは何故斜めから映すことに拘っているのだろうと不思議に思う。斜めからだと、球種もストライク/ボールも素人にはよく分からない。それを補うために投球毎に解説者が球種を判断し、投球後にストライクゾーンのマス目が登場して今の球はここを通りましたと説明する。まさに蛇足で野球の醍醐味を半減させている。日本の野球中継も「黄金のアングル」に変えれば、人気低迷の野球が復活するのは間違いないだろうと思う。