センスが劣るロンドン五輪

ロンドン五輪が開幕した。開会前にサッカーは男女とも先勝し幸先の良いスタートを切った。テレビでちょっと垣間見ただけなので全体像は分からないが若干違和感を覚えることがあった。まずは会場。ちゃちな作りでデザインもダサい。まるで地方巡業のサーカス小屋のように見える。閉会後取り壊すことを前提にしているのかは知らないが、五輪の精神である健全な肉体を作るためにも恒久的なスポーツ施設にした方が理にかなっていると思った。それから配色。ホッケー場は緑ではなく、青そして周りはなんとピンク。2012年五輪のロゴに合わせた色らしいが、この色がいつものスポーツを違うスポーツに変えてしまっている。今までの五輪のロゴはセンスの良いものが多かったが、ロンドンのロゴは最低だ。制作に9000万円もかけてこのロゴだからロンドン中が御冠とのこと。肯ける。イギリスの料理は不味いことで有名だが、美的センスも拙いことが証明されたようなものだ。この逆境の下でも選手たちには頑張ってほしいものだ。