眼の手術8

風邪を引いても医者には行かず治るまで家でじっとしている。インフルエンザのワクチンも受けたことがない。治療が必要な歯はあるが歯医者には行かず墓場まで持っていくことにしている。自分は医者嫌いの典型だが、不思議なことが起きた。なんと3日後の右眼の白内障の手術を心待ちにしている自分を発見した。先週の左眼の白内障手術で味をしめたためだ。白内障の手術は、手術中も手術後も痛みがない。手術の翌日にはまるで何もしなかったかのように違和感もなく不思議なくらい良く見える。3日ほど顔を洗えないことと眼に異物が入らないように気を付ける程度の制約しかない。今はガチャ眼状態で鬱陶しいので早く解消してすっきりしたい。偏見を持つことを「他人を色眼鏡で見る」というが、例え色が付いていなくても、ど近眼の眼鏡越しもかなり偏向させていたことを実感した。眼鏡は眼の表情を隠し易い利点もあるが、欠点の方が大きい。眼鏡が無くなって眼周りの表情が豊かになった。その表情の豊かさが好奇心を誘発し発想を豊かにしそうな予感がする。物事は全て前向きに進んでいる。