眼の手術7

眼の手術は信頼性に重きを置くので有名病院に行きたがるようだが、自分は地元の開業医で白内障の手術を受けた。1患者あたり15分の予定が組まれていた。手術服に着替えリクライニングの手術椅子に横たわり心電図計、脈拍計、血圧測定器を取り付ける。患部を洗浄後まず医師が眼を揉みだし、何をするのかとびっくり。粘着テープで眼の周りを固定してから手術が始まる。手術中はライトの明るい部分しか分からず何も見えない。この間は本で見た手術の内容を想像するだけ。手術中医師は「明るい方をぼんやり見ていて。動かさないで。痛くはならないですよ。少し重たく感じますよ。もうすぐ終わりますよ」そして終了後「はい終わりました。きれいに出来ましたよ」で終了した。この間10分程度。痛さはなかった。どうなるのか分からないので若干不安があっただけ。手術後2時間程度は眼を動かすと若干ピリピリする痛みはあったが、その後痛みは全くない。白内障手術は痛みもなく極めて短時間で行われることに感心した。今日眼帯を外すと院内が眩しいほど明るく見えた。視力は0.06から1.0に回復していた。眼鏡をかけていた時よりも景色が大きく見える。パソコンの文字も一回り大きく見える。ど近眼の視力矯正が眼球に負担をかけていただろうことを実感した。医学の進歩に感謝。