不毛な衆院予算会議

相変わらず不毛な衆院予算会議が続いている。一川に続き田中真紀子の「うちのお父さん」が醜態を曝している。南スーダンの自衛隊の警護国は、とかジョイント・エア・シー・バトル構想とは何か、とか基礎知識の欠如さを責められている。たとえど素人であっても勉強不足の田中が責められるのは当然だが、あえて田中を任命した野田の責任も重い。一方髭の隊長佐藤にしても山谷にしても小池元防衛相にしても、普天間問題を脇に置いて、防衛の常識問題だけで田中をいびるのは単なるいじめだ、性質が悪い。質問者は防衛相に対し防衛問題の考え方、解決方法について質問し実りのある議論をすべきだ。田中いびりだけでは、田中も質問者もその他の議員も時間のロス、というよりは当事者は衆院予算会議を機能不全にした罪を負うべきだ。政治を機能不全に陥らせた者たちが次期選挙で落選することを願ってやまない。