各地の放射線量

NHK番組「首都圏ネットワーク」を見ていて不快感を覚えるコーナーがある。各地の放射線量のお知らせだ。3月の原発事故以降2~3ヶ月間はこの情報が重要で誰しも必要としたが放送はされなかった。夏から現在に至るまで常に放送されているが、放射線量の値変動はほとんどないので情報としての重要性はない。必要な時には放送しないで、不必要な時にはこれでもかというほど放送する。NHKらしい役所的通り一遍の報道内容だ。この必要もないのに言われたからヤル的態度を不快に思う。NHK的思考を勘案すると、もし今後再び放射線量が高くなり始めたらNHKは放送を停止するに違いない。情報が途絶えた時が危険に陥った時になるのでは、公営放送としての価値はゼロを通り越してマイナス。NHKは公営放送としての使命を真摯に見直し生きた番組作りを目指すべきだ。