ガラガラポン

衆議院と参議院の与野党比率がネジレ、国会が停滞している。議員たちは、これ幸いと何も仕事をしないという本来の彼らの職務に戻り、時間の浪費と無責任さを楽しんでいる。彼らには、国民不在が大前提で他党の足を引っ張り合うことが職務であり、国の行く末を考え行動することが真の仕事であるという信念は全く存在しない。しかし、国民としてはほんの少しでもいいから進んでほしいと願っている。それには、ネジレを解消することだ。与野党のネジレではなく、思想哲学のネジレを。まず、政治家はガラガラポンをして、増税派/改革派の二者選択のみに徹すべきだ。ガラガラポンを言い出す指導者がいないことが日本にとって最大の不幸かもしれない。