タバコ産業は狂っている

iQOSって知っていますか?今最も売れている電子タバコです。東京五輪も間近になりタバコが集中砲火を浴びています。これを契機にタバコを止めようという人は多くいます。こういう人は受動喫煙の被害も認識しています。でも、常習性のあるタバコは生半可な気持ちでは止めることは殆ど不可能です。だから、タバコを止めようと思う人は、電子タバコiQOSに走ります。iQOSを吸う人は、これが無害なiQOSだと得意げに話します。発がん性のタールが含まれていないからと。勿論生のタバコより有害性は低いかもしれません。でも、電子タバコの蒸気の中には、ジアセチレン、ベンゼン、ニッケル、錫、鉛が見つかっています。そして主役のニコチンも。タバコを止められない人はニコチン中毒です。だから、iQOSからニコチンを摂取します。でも実は、ニコチンは摂取の仕方に関係なく依存性が高いのです。周りに拡散するのです。タバコを電子タバコに代えてみたみたところで、本人も周りもニコチンからは逃れきれないのです。ニコチンは特に若年層の脳の形成に作用し脳の発達に影響を及ぼします。だから妊婦の胎児には猛毒になります。これ程問題があるのに、タバコ産業は電子タバコを「健康的なタバコ代用品」として宣伝しています。だから、タバコ産業は狂っているとしか言い様がないのです。