裁判官の仕分け方

近年の裁判は意外に感じる判決が多く、裁判官の頭の中は正常なのだろうかと疑問に思うことがある。衆院選と同時に最高裁判所裁判官の国民投票が行われる。「憲法の番人」として適切かどうか、国民が直接チェック出来る唯一の機会だ。今までは何も気にせず×印をつけずに投票していたが、今回は初めて各裁判官の判決実績を確認することにした。明石市の歩道橋事故で警察署幹部を有罪にした裁判官。結果論で言えば警察に責任はある。しかし関東では起こり得ない事件だ。元凶は関西人の気質にあるのだろうから無罪にすべきだ。サトウの切り餅を特許侵害と判定した裁判官。切り方次第で目的も効果も変わる。単に餅に切れ目を入れると言う概念で裁くのは間違っている。インターネットの他人への中傷を報道と同一基準と判断した裁判官。インターネットは自らの意思で見に行かなければならないが、報道は自分の意思とは無関係に押し寄せてくる。インターネットと報道は全く異なるものだ。佐藤元福島県知事を汚職で有罪とした裁判官。論理性がなく有罪にする根拠がないのに有罪にした。元県知事が福島原発に反対したため過激な原発推進派が汚職事件をねつ造したのが真相らしく、裁判官としての追及が甘くかつ論理性もない。かくして10人中4人に×印をつけることにした。しかし、過去21回あった国民投票で罷免された裁判官はいない。裁判官も人の子だ。常に正しいとは限らない。裁判官を厳格に審査する方法の見直しが必要だと思う。