男の料理

長男の嫁さんのお産の予定日が近づいてきた。今日はカミサンがお手伝いの予行演習に出かけて行った。オール電化のやり方の習得と孫の保育園からの引き取りだ。出がけにカミサンから夕食のカレーとサラダを作っておくよう命じられた。考えてみると自分の料理歴も長くなった。単身赴任最後の5年と退職後の10年の合わせて15年間も、気が向くと料理作りを楽しんできた。今ではそこそこの料理はどうにか出来る。初めての料理はレシピを参考にするが、一度経験した料理の味付けは目分量だ。いつも少しずつ味付けは異なるようであるが、それがまた楽しい。料理を始めたきっかけは、劇的に気分転換出来たからだ。単身赴任寮にいると頭から仕事のことが離れない。料理するときは、完璧に仕事のことを忘れる事が出来る。リフレッシュ出来る。今ではカミサンと料理法について、味付けについて意見を交わしながら料理を味わう生活をしている。男も料理をすべし、新しい世界が拓けてくる。