31日 10月 2025
このところ連日のように、人を襲うクマ被害が報道されている。朝日新聞によると、今年クマにより死傷した172人のうち、何と114人が市街地などの人里でのことだという。通常クマは人や音を恐れるが、市街地に出没するクマは恐れないという。むしろ、人間を獲物として狙いを定めている可能性が高いという。いわゆる「アーバンベア」と呼ばれる新しい時代のクマなのだ。クマが市街地に現れるのは一説に、数年前にクマのエサとなる木の実が豊作でクマの子が大量に産まれたが、ここ数年は大凶作となりエサ不足のため市街地に出没するといわれている。一方、窪田順生ノンフィクションライターは、シカの激増がクマを市街地に追いやる原因だと指摘している。国の計画では、2028年までにシカを155万頭まで減らすことになっているが、シカが300万頭以上に激増しているのだ。シカは何でも喰う。森林被害を発生されるだけでなく、クマのエサも食い尽くしてしまうのだ。更にシカが激増したのは、天敵であるオオカミを絶滅させてしまったからだとも指摘している。今更オオカミを復活させる訳にはいかない。結局、アーバンベアは駆除するしかない。同時にシカも適性頭数になるまで駆除するしかなさそうだ。
30日 10月 2025
週刊女性PRIMEが「NHKニュースの日本語のレベルが低すぎ」と指摘している。最近クマ被害が連発している。NHKニュースが冒頭に「クマに庭で飼われていた犬が連れ去られる」との見出しを出した。報道によると、宮城県大崎市の住宅で庭先に繋がれていた体長50cmほどのしば犬がクマに連れ去られたというもの。でも、この見出しでは「犬がクマに飼われていた」とも読み取れる構造になっている。正しくは「庭で飼われていた犬がクマに連れ去られる」と表現すべきだ。助詞「に」の位置によって、意味が大きく変わってしまう典型的なケースといえる。深刻な獣害ニュースなだけに、誤解される表現や嘲笑の対象となるのは、信頼を損なう要因になってしまう。最近のNHKニュースは、この手の間違いが頻発している。真面な日本語使いが出来ていない。発音も標準語では無いことが多い。字幕の誤字が頻発している。その度に、アナウンサーが謝罪するが、謝罪すれば済むものではない。NHKは公共放送だ。だからこそ適正な標準語を駆使してほしい。結局、NHKの社内教育がおざなりになっている証しだと思う。公共放送の立場を維持出来ないのであれば、NHK受信料は徴収すべきでないと強く思う。
29日 10月 2025
昨日は維新の議員定数削減についてダメさ加減を指摘したが「泥棒にも三分の理」があるように、今日は「議員定数削減にも三分の理」があるという話。実は議員定数削減には、維新の目論見とは違うメリットがあるという。ずばり言うとギャラガー指数GIだ。この指数は「0」に近いほど、有権者の投票と議席数が一致し、民意が忠実に議会に再現されている状態を意味する。逆に、数値が大きくなるほど、選挙の勝者がより多くの議席を得やすくなり、民意とのズレが大きくなる状態を示すという。一人当たりGDP成長率vsギャラガー指数GIのグラフによると、GIが7辺りで最低となり、25辺りで最高になり、その後下がっていく。現在の日本は9辺りだ。現在の日本は、経済成長率が最も低くなる谷底を、わずかに抜け出た地点にいるのだ。これは、日本の選挙制度が、少なくとも経済成長という観点から見れば、最適とは程遠い状態にあることを示している。つまり、比例を減らし小選挙区を増やせば、一人当たりGDPが向上することを表している。ここで面白いことが考察される。比例が高すぎる場合、たしかに多様な民意は反映される。しかし、その代償として多くの政党が乱立し、安定した政権を築くことが困難になる。一方比例が低すぎる場合は、選挙の勝者が議会の絶対多数を握り、安定した単独政権を築きやすい。しかし、その裏では多くの民意が切り捨てられているため、国民の不満が水面下で蓄積し、長期的な政治不安の火種となる。取り敢えず、比例を減らすことが今の日本にとって、経済を良くすることに繋がるという結論だ。
28日 10月 2025
維新が連立の絶対条件とした議員定数削減には、どのような意味があるのだろうか?維新は「身を切る改革」を党是としてきた。大阪での成功を国政にも延長した形だ。では、大阪の議員削減はどのように行なわれたのだろうか。大阪では選挙区の区割りを変更し、少数政党や無所属候補が当選しにくくなり、維新が大幅に伸びる土壌が出来た。だが、維新が過半数を占めた府議会は大阪都構想で住民投票を実施したが、住民はNOと結論した。つまり、維新は府議会を制覇したものの、維新の主張は住民から乖離してしまったということだ。国政についても同様だ。維新は衆院議員を50人削減すると主張した。しかも、その対象は比例議員だ。維新と自民は比例が少ないが、公明、共産、新興政党は多い。結局、維新の「身を切る改革」は、維新にとって痛くない改革で、競争相手を追い落とすだけの改革なのだ。そもそも比例は少数意見を大切にする意味合いがある。維新は議員定数削減を主張するからには、なぜ比例から削るのか、その際、少数意見を担保する仕組みをどうやってつくるのかも同時に提案する必要がある。結論から言うと維新の主張は党利党略そのもの。底が浅すぎる。
27日 10月 2025
日経平均株価が、史上初となる5万円の大台に乗せた。要因は、高市首相誕生と米経済にあるらしい。高市首相による経済政策への期待が未到の水準への背中を押したようだ。高市は積極財政・金融緩和を志向している。円安と値上げ効果で、企業の上方修正が相次ぎそうだ。貯蓄から投資への移行も大きく進んでいる。一方米国では米消費者物価指数の上昇率が市場予想を下回り、FOMCでの利下げ観測が一段と高まっている。中国のレアアース輸出規制が1年間延期となるに伴い、米国は100%対中関税発動を見送る方向になっている。米国市場の株高や米中貿易摩擦の懸念が後退したことなどが好材料となっている。2年前「世界インフレ時代の経済指標:エミン・ユルマズ:かんき出版」を読んだ。エミン・ユルマズは、日経平均株価が5~6万円時代が来ると予想していた。当時、まさかと思っていた。ところが、現実になった。経済評論家畏るべし。
26日 10月 2025
昨日、61年前に卒業した高校のクラス会があった。20数年前から毎年開催されている。さすがにコロナ禍の4年間は中止されたが、昨年から復活した。10数年前は、病持ちは少なかった。精々、十二指腸潰瘍とか眼瞼下垂くらいだった。ところが、今年は病持ちが増えた。心臓のペースメーカーを入れた人、胃瘻を装着した人、喉頭がんや膀胱がんに罹った人、糖尿病になった人、副鼻腔炎に悩んでいる人等々も参加した。脳梗塞で車椅子生活になった人は不参加だった。いわば病持ちの集まりと化していた。ところが、空気は暗くない。全員の心が、高校時代にタイムスリップし、クラス会は大いに盛り上がった。活力を得て、長生き出来るに違いない。もう1つ変わった点は、アルコールの量が大幅に減ったことだ。飲み物の主役がノンアルコールに替わった。来年は80歳に到達する。活力の元となるクラス会はいつまでも続けなければならないと思った次第。
25日 10月 2025
高市早苗首相の初の所信表明演説中、一部の議員が「統一教会!」「裏金問題!」と叫び、議場は騒然となった。偶々テレビ中継を見ていたが、首相の言葉が聞き取れなかった。首相の初の所信表明演説だ。じっくり聴いて、後日各党代表が質問するのが筋だ。このヤジは、ヤジではなく妨害でしかない。小学校の学級会では、手を挙げて発言するのが原則で、ヤジは即注意される。中学校の生徒会でも、議長が「静粛に!」と一喝する。でも、日本の国会では、ヤジが野放図で議長も注意をしない。いわば、国会は小中学校レベル以下だと言える。大きな声でヤジを飛ばしたのは、立憲民主の若手の水沼秀幸議員と岡田悟議員。水沼議員は、公職選挙法の改正で区割りが変更になり、野田代表の地盤のお零れを頂戴し初当選しただけの非実力者。岡田議員は、毎日新聞やダイヤモンド社で記者を経験してきたマスコミ出身者。野田代表は、この2人に注意もしない。もはや、次期国政選挙での立憲民主の凋落は免れそうもない。
24日 10月 2025
今日、国連は創設80年を迎えた。国連は、第2次世界大戦の戦勝国により設立された。1945年に51カ国で発足した国連は193カ国まで拡大した。でも、戦勝国であった5カ国が、会議の拒否権を握っている。拒否権とは、自国は拒否するという意味では無く、圧倒的多数の賛成があろうが、拒否権を発動すれば、没にするという強力な権限だ。結局、拒否権がある故に、国連は機能していないという状況に陥っていると言える。一方で、国連組織の肥大化が指摘されている。国連への資金拠出トップの米国では自国第一を掲げるトランプ大統領が拠出金を大幅に削減し、国連は深刻な資金不足に直面している。因みに、資金拠出NO2は、戦敗国の日本だ。最早、国連は機能していないのだ。戦後80年も経ったのに、当時の戦勝国のやりたい放題を許して良いのだろうか?日本はダラダラと資金を拠出すべきなのだろうか?現在の国連は、即解散すべきだと思う。国際連盟、国際連合に続く、国際○○を樹立すべき時を迎えていると思う。
23日 10月 2025
レモン彗星が話題になっている。1,000年に一度しか見られないので話題になっている。レモン彗星は、今年の1月3日にアメリカのアリゾナ州の天文台で発見された。その天文台の場所がレモン山だったのでレモン彗星と命名された。でも、レモン彗星は、レモン色ではなく緑色だという。いや、レモンは緑色から黄色に変わる。見つけたてホヤホヤだからこそ緑色に見えるのかもしれない。通常の彗星は、水と一酸化炭素と二酸化炭素などが凍ったものとダストが混じった天体だ。彗星が太陽に近づき、太陽の熱によって氷がガスになるときに、ガス自体やダストが彗星から放出される。これを彗星活動という。だが、科学的考察によると、レモン彗星は、含まれる炭素を含む成分が分解した生成物が光っているものだという。そこで1,000年前の世界を考えた。日本は、平安時代の後期。欧州は封建制度の神聖ローマ帝国。中国は宋時代で経済と文化が発展した。では、今から1,000年後の日本人は、我々の時代を如何に評価するのだろうか?レモン彗星は、果てしない夢を我らに与えている。
22日 10月 2025
維新が連立政権の絶対条件として「国会議員の定数削減」を掲げた。でも、どれだけの価値があるのだろうか?歳出削減は、せいぜい50億円にも満たない。一方、北欧の自治体の議員削減の実証研究によると、議員が減ると歳出が増えるという結果がある。議員による見張り効果が減り、官僚が自分に有利になるような行動を取ってしまうからだという。その効果を日本に当てはめると、削減額50億円に対し、増加額は6,000億円になるという。維新の「我が身を削る」という言葉は甘く囁く。でも、問題は削減額を如何に活かすかにある。いまの維新案は、単なるアドバルーンに過ぎないと思う。日本の国会議員数が多すぎることは間違いない。日本の国会議員は政党が畑で数えるジャガイモの数と同程度の意味しか無い。日本の国会議員はジャガイモ程度の価値しか無いのだ。本来は、議員立法能力を育成すべきだ。そのために、議員数を減らすかわりに、あつい処遇をして、各議員の立法能力を向上させるべきなのだと思う。総論賛成各論反対とは、こういう事を言う。