2018年9月

敬老の日に思うこと

今日は敬老の日。国民の祝日だ。16年前までは、敬老の日は9月15日だった。15日であることは今から約50年前に定められた。敬老の日のルーツを辿ると面白い。敬老の日の始まりは昭和22年に兵庫県の村が敬老会を主催したのが初めと言われている。終戦後それまでの苦労に感謝して9月15日を「としよりの日」とし、55歳以上が対象になった。その後昭和38年に老人福祉法が制定され9月15日が老人の日、9月15日から21日までが老人週間として定められた。そして50年前の敬老の日に続く。更に、16年前のパッピーマンデー制度によって9月の第3月曜日に追いやられた。このように敬老の日は軽く扱われ浮き草状態なのだ。自分は今71歳になるが、敬老の日の対象年齢が何歳なのかも知らない。自分は自分を年寄りとは思っていないから、敬老の日などどうでも良いのだが、少し気になることはある。世間全体に昔に較べ年寄りを敬う意識が希薄になっていると感じる。人生の先輩を大切にしない、というより軽んじたり邪魔者扱いすることもある。この風潮は如何なものかと思う。人間は先人に学び成長するものだ。先人を疎んじれば報いがくる。世情は脱線し始めていると思う。

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パクリとヤラセ

池上彰のパクリ疑惑とヤラセ疑惑が浮上しネットを賑わしている。発端は「池上彰スペシャル!」で子役タレントにヤラセで政治批判をさせたこと。これを機に、池上が有識者に取材し得た情報・意見を、池上自身の意見として放送したパクリが発覚しつつある。徳島大の教授や多くの知識人が抗議の声を挙げ出した。今やSNSでは「#いけがmetoo」のハッシュタグ付きで非難轟々の有様だ。池上といえば、20年ほど前に「週刊こどもニュース」でニュースに詳しいお父さん役で人気があった。極めて分かり易く話す手法がヒットした。NHKを退職した後も、個人で小さな事務所を借りて、コツコツ調べて発信しますと謙虚さがあった。だが今や超人的な活躍だ。池上に知らないものは無いという程の勢いだ。でも、所詮は物知り博士でしかない。全方位を熟すには無理がある。オールマイティーだと錯覚してしまったのだろう。昔は世の中の動きに掴まって振り回されながら生きていたのに、いつの間にか、その中心が自分だと思い間違えしてしまったようだ。だから、自分の意見は自分のもの、他人の意見も自分のものというジャーナリストとしてはメクラ状態に陥ってしまったのだろう。でも、このような事態が起きることは十分予測出来た。予測よりも長続きしただけだ。単に池上は分相応の矩を超えたということだろう。

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パワハラ社会の行方

パワハラ糾弾の嵐が収まりそうもない。この1年間だけでも、横綱日馬富士の暴行事件に始まり、アメフトの内田日大監督、ボクシングの山根会長、体操の塚原夫妻、そして今度は重量挙げの三宅会長と続く。スポーツ界はパワハラのオンパレードだ。いや、スポーツだけではない。スルガ銀行のシェアハウス融資も立派なパワハラだ。連日昼間のテレビの情報番組では、これでもかとこの種の番組を組み、パワハラの凄さを報道している。でも、見ていて楽しいものではない。だから同じような内容が放送されると、チャンネルを換えるか、消してしまう。もう、ウンザリなのだ。視聴者は満腹なのに、放送局は視聴率欲しさに、これでもかと腹に詰め込む。そういう構図なのだ。でも、見たくはないが見てしまう。何故なのだろう。考えてみると、答えは簡単だ。視聴者の誰しもが、パワハラに遭った経験を持っているからだ。そもそも日本社会はパワハラ社会なのだ。自分にも経験がある。70歳を過ぎリタイヤした今でも、現役時代にパワハラをした上司を思い出す。自分は温厚な方だと思う。でも、生まれ変わって、立場が逆になったら彼奴を徹底的にいじめてやろうと心に決めている。誰にとってもそんな奴はいる。しかし、テレビ報道は、既に行き過ぎて魔女狩り状態になっている。そろそろ視聴率狙いは止めた方が良い。次なるステップは、本物のパワハラを如何に撲滅する方法があるかの特集だ。このステップに進むことが出来ればテレビの視聴率は飛躍的にアップすると思うのだが。

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大腸がんアレコレ

国立がん研究センターが、新たにがんと診断された人は86万7千人で、過去最多を更新したと発表した。部位別では大腸がんが胃がんを抜きトップに躍り出たとのこと。大腸がんは、食の欧米化が要因の一つで年々増加する傾向にあり、一方胃がんはピロリ菌感染者が減り減少傾向にあるという。大腸がんは殆どポリープから生まれる。でも、大腸がんは、がんの中でもタチが良い方だと言われている。便潜血検査と内視鏡検査で早期発見すれば殆ど治るからだ。治せるはずの大腸がんで毎年5万人もの人が死んでいる。おかしな話だ。でも、やはり内視鏡検査には抵抗がある人が多いのだろう。かく言う自分も内視鏡検査はいやだ。まだ、したことは無い。便潜血検査で異常が出てから考えようと思っている。一方でこの内視鏡検査のやり方でイグノーベル賞を受賞した人がいる。駒ケ根市にある病院の医師が、座った姿勢で大腸の内視鏡検査を受けると苦痛が少ないことを自ら試して受賞した。座った方が簡単で痛くないとは言うが、ちょっと恥ずかしい。ちなみに、この病院ではこの方法は採用していないとのこと。でも如何に苦痛を和らげさせたいかの熱意が伝わってくる。試した先生には敬意を表したい。

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仕事の出来ない大臣

このブログでは野田総務相のことを何度か取り上げている。見返してみると、信念が無く、大した仕事もしていないことが良く分かる。野田が「ふるさと納税は存続の危機にある。ショッピングではない」と語気を強め、規制強化に動き出した。昨年総務省が「返礼品の調達価格を寄付金の3割以内に抑えるよう」通達を出したが、守らない自治体がある。業を煮やしたらしい。守らない自治体名を公表し徹底抗戦の様子だ。だが、待てよ。このブログ「アッパレ!返礼規制の撤廃」によると、野田は総務相就任時に「3割規制を撤廃する方針」を表明している。何と1年足らずで180度の方針転換なのだ。これ一つ取っても信頼の置けない人物だと分かる。では、野田の言うように「ふるさと納税は存続の危機」にあるのだろうか。存続の危機など全く無い。ただ、税金を指揮下に置いて配分をコントロールする者にとっては面白くないだけの話だ。野田はNHKの定義付けも出来ず野放し状態に放っている。スマホ料金の値下げも出来ず菅官房長官に後ろから撃たれた。挙げ句の果てに、権力を私物化し機密漏洩問題を起こした。総裁選出馬など夢のまた夢。大臣を外れ、真摯に己を見直し、今後の身の振り方を考えるべきだと思うのだが。

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日本海沿岸ドライブ

十日町市からの帰り道。柏崎に出て日本海の海岸を通り新潟駅に行くことにした。柏崎の北東にあの柏崎刈羽原発がある。原発は停止中だが入り口は厳戒な体制が敷かれていた。フェンスの上には有刺鉄線が設置され周囲は小高い山で囲われている。まるで現代の要塞だ。海岸沿いのドライブは景色も良く、車も少なく道路を独り占めしたかのように快適だった。寺泊に着いた。魚のアメ横と言われるだけあって港の前だけが異様に店が集中している。角上魚類の本店がある。関東に多くの店を出している。思っていたほど立派な本店ではなかったので意外な感じがした。弥彦神社に立ち寄った。霊験あらたかにさせる神社だ。我が一族の安全を願った。越後七浦の近くにあるカーブドッチというワイナリーに寄った。広大なブドウ畑の中にセンスの良い店やホテルが佇んでいる。越後にもこのような所があるのかと感心した。勿論、ワインを1本購入した。海岸線を離れ16号線に入ったが、登り1車線で下り2車線の変則道路だ。しかも時間帯で真ん中のレーンが登りになったり下りになったりする様子。途中で登り/下りが入れ替わる所もあった。住民には便利なのだろうが、初めて通る者にとってはややっこしい道路だった。それでも事故も無く無事に新潟駅に着くことが出来た。車を降りてホッとした。

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来て、見て良かった

大地の芸術祭を見に初めて十日町を訪れた。越後湯沢でレンタカーを借り、拠点施設のキナーレ、農舞台、キュロロを周り松之山温泉に1泊の行程だ。芸術祭トリエンナーレは今月の17日までだ。夏休みも終わっている。多分がら空きだろうと思っていたが、豈図らんやキナーレは混んでいた。しかも、年寄りから若者や子供まで、個人も団体も幅広い層の人々が訪れ町に活気を与えていた。恐らく祭りが終われば閑散とするのだろう。そう考えるとこの祭りは町興しとして大成功の部類だ。地方を活性化させる好例だと思う。この地域は起伏に富んでいる。町中を外れると殆ど平地が無い。トンネルが多い。昔の人の生活は大変だったろうことが忍ばれた。平地が無いから棚田が多い。黄金色に染まった稲穂の棚田が一枚の絵になっていた。キュロロの美人林はその名の通り美しかった。一面が高く伸びた比較的若いブナの林で、まるで東山魁夷の絵を彷彿とさせた。野鳥観察でも有名で運が良ければアカショウビンが見られるようだ。宿の温泉は源泉掛け流しだった。この付近には火山は無い。不思議に思っていたが、地殻変動で閉じ込められた一千万年前の海水が、マグマで温められ噴出したものとのこと。日本三大薬湯の一つと言われている。熱い塩水なので保温効果が高く、運転の疲れが一発で吹き飛んだ。何処へ行っても町興しに取り組んでいる姿が目に残った。来て、見て良かった。

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プラごみの回収

海のプラスチックごみを回収する巨大な浮遊装置が米国本土とハワイ沖の間にある「太平洋ごみベルト」に向け、サンフランシスコ湾を出航したとのニュース。オランダのNGOオーシャン・クリーンアップが計画。太平洋ごみベルトのプラごみを5年間で半減させる構想だという。装置は長さ600m、深さ3m。動力源はなく、波や風を利用して海面を浮遊しながら、ごみを捉える。ごみは専用船で回収し、リサイクルする計画。研究機関の調査によると、ごみの総重量は8万トン、面積は日本の4倍以上の160万平方キロに広がっているという。ごみの出所は、陸からが8割で、船舶由来が2割と海洋学者が見積もっている。一説によると、3割は日本からだという。東日本大震災時に沖に流された一部が漂っているのかもしれない。このNGOはオランダ人の発明家が18歳の時に設立し、25億円の費用は寄付や企業の協賛金でまかなったとのこと。大したものだ。大震災時にも海洋への流出物の回収は日本政府がやるべきだと思っていた。今こそ、政府はこのNGO活動を援助すべきだと思う。

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予防医療の大切さ

あのホリエモンが「防げる死を防ぐ」ことの大切さを「健康の結論:堀江貴文:KADOKAWA」に書いている。日本では科学や医学にまつわる情報が混沌としていて、重要な情報が周知されていない。この情報格差が寿命を決めていると主張している。その中の一つに「歯周病」を挙げている。軽い病気だと思っている人が多いが、悪化すると糖尿病や心筋梗塞、脳卒中などの疾病につながる恐ろしい病気だと警鐘を鳴らしている。だから歯をこまめにケアーするようにと呼びかけている。ドイツでは歯周病予防のため歯科で歯のクリーニングをしないと保険が適用されなくなるという。それほど予防医療が進んでいるようだ。一方で、画期的な歯周病治療法が日本で開発されたとのこと。床ずれや皮膚かいよう薬として科研製薬が販売してきたトラフェルミンを濃度を変えて適用すると確実に歯周病を治療出来るという。歯周ポケット部のプラークを歯周外科手術で取り除き、トラフェルミンを塗った後縫い合わせる。問題は、歯周外科手術ができる歯科医が少ないことと、歯科医の収益性が悪くなることと、薬価が1回分で2万円もするので歯医者が患者に勧めないこと。従って、多くの歯医者はトラフェルミン治療に無関心だという。自分は歯医者が大嫌いだ。死んでも行きたくないと思っている。しかしホリエモンの本を読んだら、死ぬ前には行っておこうかなと思った次第。

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尻に火がついたきかん坊

トランプが激怒し犯人捜しに躍起になっている。ワシントン・ポストの看板記者が本「Fear恐れ」にホワイトハウスの機能不全ぶりを暴露したからだ。トランプを陰で、マティス国防長官が「小学生並みの理解力」と言い、ケリー首席補佐官は「間抜け」と評したことが書いてある。またニューヨーク・タイムズには政権内の高官が「大統領は米国の健全性にとって有害な行動を取り続けているから阻止する」と非難の匿名記事を投稿した。ペンス副大統領やポンペオ国務長官、コーツ国家情報長官、マティス国防長官らが「自分でない」と否定したというから、気づいてみればトランプの周りは「きかん坊で小学生並みのトランプに手を焼いている」ということだろう。1年くらい前バノン首席戦略官が「炎と怒り」の著者にホワイトハウスの内情をリークしたとしてクビにされた。ロシアゲート疑惑を捜査していたFBI長官もクビを切られた。火のない所に煙は立たない。トランプが火消しに走るほど、真逆に噂話が真実に見えてくる。トランプの尻に火がついた。米国民はまだ目を覚まさないのだろうか。

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仏作って魂入れず

北海道地震の被害情報が混乱している。官邸が「死者16人」と昼前に発表したが、午後には「死者9人と心肺停止7人」に訂正した。首相や官房長官がしゃしゃり出て、警察や自治体より早く発表するのは異例だ。しかも誤情報を流す。政府が混乱に拍車をかけている。何故今回に限って官邸主導体制をとるのだろうか。20日には自民党総裁選がある。確とした危機管理態勢があることをアピールしたいのだろう。モリカケ問題のように後ろ指を指されないのであれば、出来る限りテレビに映りたいのだろう。誤報がそれを証明している。動機が不純過ぎる。もっと真面目に官邸主導体制をとり、機敏に正確な情報を流すのであれば、それはそれで良いことだと思う。今の状態は付け焼き刃的で、諺で言えば「仏作って魂入れず」がピッタリだ。4文字熟語の「朝令暮改」の典型例とも言える。

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天災ではなく人災

台風21号が過ぎ去ると今度は北海道の大地震。天災が続いている。台風21号は猛烈な風台風で各地に被害をもたらした。中でも海上にある関西国際空港の被害は甚大だった。高潮により滑走路が水没し、大型船の衝突で唯一の連絡橋が通行不能に陥った。北海道の震度7の大地震は北海道全域にわたる大停電を引き起こした。本州からの電力供給も機能しなかった。泊原発周辺は震度2だったのに全ての外部電源が失われた。これらの被害は、きっかけは天災だが、原因は人災だった。関空は毎年5~10cm沈下しているが基本的な対策が取られていない。連絡橋には衝突防護対策が取られていなかった。北海道の大停電は苫東火力発電所がダウンして電力の供給バランスが崩れたためと言われているが、苫東発電所がダウンした場合の対策が抜け落ちていた。本州から電力供給が出来なかったのは、北海道にある受け入れ設備が停電のため作動出来なかったことによる。泊原発はあわや福島原発事故の二の舞になる寸前だった。外部電源を全て北電からの供給にしていたからだ。国交省も経産省も、頭の毛が3本足りない。地震による崩壊は防ぐことは出来ないが、後の大被害は考えれば防げたものばかり。国の無責任さと無能さが浮き彫りになった災害だった。

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自覚の無い公共放送局NHK

ビッグニュースが飛び込んできた。全米テニスオープンで錦織選手と大坂選手がともにベスト4に進んだ。日本選手の男女一緒に4強入りは初めての出来事だ。100年に1度どころか、国始まって以来だから1000年に1度とも言える。すでに全国民の最大の関心事になっている。日本人なら誰しもがテレビ観戦で応援したいと思っているはず。ところが、公共放送であるはずのNHKは放送しない。一方WOWOWは捌ききれないほどの加入申し込みでごった返しているという。数年前、錦織効果で加入者が激増したが、テニスが終わると激減したことがあった。WOWOWは商機とばかりに、放映権をNHKに与えないのだろうことは想像に難くない。でもNHKは公共放送だ。公共であることを押し通せばWOWOWは折れるしかないはずだ。NHKが放送出来ない理由は「NHKが公共放送局としての自覚」が無いからだと思う。我々は、NHK受信料を払ってテレビを見ている。国民的関心事の放送を見る権利がある。一方NHKは国民的関心事を放送する義務がある。義務すらも履行出来ないのであれば、公共放送の看板を降ろし受信料の徴収は止めるべきだと強く思う。

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孤独のグルメ

男が一人で黙々と食事をする。何が面白いのだと批判されていたが、自分は独特の心理描写が面白いと思って見ていた。テレビドラマ「孤独のグルメ」だ。毎回名もない小さいマニアックな店が舞台になる。作家の久住氏は相当探索を重ねているのだろう。その主人公井之頭五郎役の松重豊の軽妙さがドラマを引き立てている。その松重豊が降板するとの噂がある。残念に思っていた。ところが「孤独のグルメ」が韓国で最も人気のある海外ドラマに与えられる「ソウルドラマアワーズ」を受賞した。授賞式には松重豊が出席し挨拶を述べたとか。よかった、よかった。先日は、韓国がドラマの舞台になっていた。韓国の人は松重豊に好意的でなかなか良い雰囲気だった。韓国の反日感情は激しいと聞いているので意外な気がした。韓国によく仕事に行く友人によると、反日感情など全く無く、むしろ、日本語の勉強をしたいからと言って積極的に話しかけてくるとのこと。どうも反日感情は韓国政府が煽っているようにみえる。民間外交こそが日韓の架け橋になるのだろう。

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就活ルールは廃止すべし

中西経団連会長が、就職活動の時期を定めた就活ルールの廃止に言及した。1996年に就職協定が廃止され、その後経団連が「採用選考に関する指針」を定めて今日に至っている。だが毎年指針が変わるため、企業側も大学側も振り回されているのが現状だ。果たして就活ルールは必要なのだろうか。元々就活ルールは大企業が大量の新卒を効率的に採用・教育するために作られたものだ。だが、最近は経団連に属さない外資系やIT企業が、解禁日前に優秀人材の採用を決めてしまう。また世界的な人材確保競争には就活ルールが足枷になる。日本企業の将来を考えれば、自分も就活ルールは廃止した方が良いと思う。ところが、世間は廃止反対の大合唱だ。何と安倍首相が就活ルールの維持を求めている。一国の長としての見識があるのかと疑ってしまう。経団連所属の大企業でもグローバル化が遅れている企業は反対している。大学側は学生の学業に影響すると反対している。でも、就活ルールが廃止されたからといって勉強時間が減るはずがない。行きたい企業の採用情報を少し調べるだけで、あとはマイペースで採用試験を受けることも出来るし、落ち着いて勉学に励むことも出来る。更に早めに採用が決まれば、入社後に必要な知識・技術を得ることも出来る。遊ぶ金欲しさの不要なアルバイトも減るメリットもある。廃止で困るのは、自立していない企業と学生だけ。就活ルールは廃止すべし。

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地震学者にネジを巻く

昨日は防災の日だった。以前は9月1日に防災訓練が行われていたが、最近は8月の最終日曜日に行う市町村が多くなった。若い人は何故9月1日だったのかを知らないかもしれない。関東大震災が起きたのが95年前の大正12年9月1日11時58分。昼食の準備で火を使う家が多く、かつ日本海を北上する台風に吹き込む強風が関東地方に吹き込んだため大火になり、多くの人が焼死した。でも、まだ正確な地震計すら存在していなかった時代に関東大震災を予知していた人物がいる。現代の地震学を作った大森博士だ。大森博士は、地震が多発する地域と、地震周期と、地震空白域を基に予知したという。発生時期までは予知出来なかったが、チリ地震も関東大震災も予知して的中させた。地震計も重力加速度による震度階級も大森博士によるものというから、まさに地震学の父なのだ。その後は博士に批判的な学派が主流になり、大森博士の功績は葬り去られてしまったようだ。地震学会は、地震は予知出来るとして東海地震に取り組んでいたが、東日本大震災を予知出来なかった。これを契機に学会は地震の予知は出来ないものだと後退してしまった。地震学者が自信を無くしてしまった。寂しい駄洒落だ。大雑把に言うと、この100年間地震予知技術は全く進歩していないということだ。しかし、東南海地震は近づきつつある。今こそ地震予知研究の立て直しを図るべき時だと思う。

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怖い笑い話

先日安倍総裁が鹿児島で党総裁選への立候補をやっと正式に表明した。地方での出馬表明は異例。鹿児島を選んだのには理由がありそうだ。反安倍に傾いていた石原派を安倍支持にまとめた鹿児島出身の森山国対委員長への返礼と、反安倍の尾辻元参院副議長への票の取り崩しだろう。更に大河ドラマ「西郷どん」人気に便乗したいがためのスケベ根性に違いない。安倍は明治維新の契機となった「薩長同盟」を強調した。安倍はヨイショのつもりで幕末の志士の和歌「我が胸の燃ゆる思ひにくらぶれば煙はうすし桜島山」を詠んだ。だがこの歌は、福岡藩士が薩摩藩に攘夷活動を拒まれたために薩摩への失望を込めて詠んだと言われている。勿論自分はその背景など知らなかったが、地元の鹿児島県民は重々承知だ。期せずして失笑が漏れたという。安倍首相の明治維新に対する思い入れの深さは有名だが、勉強不足の誹りは免れない。安倍は歴代首相の中でも「信頼出来ない人物」としてトップクラスにいる。鹿児島訪問で更に無教養さが加わった。安倍は法学部卒でありながら憲法学の権威である芦部東大名誉教授の名前すら知らなかったという。憲法も知らない人物が憲法改正に突っ走る。これほど怖い笑い話は無い。

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