カテゴリ:201901



31日 1月 2019
先日安部・プーチン会談が終わったばかりなのに、プーチンが安部首相の施政方針演説に激怒しているという。安部は冒頭で明治天皇の短歌「しきしまの 大和心のをゝしさは ことある時ぞ...
30日 1月 2019
杜撰とはこういうことを言うのだろうと思う。厚労省の統計不正問題の顛末だ。56の基幹統計のうち22に問題があった。この不正で約2千万人が雇用保険や労災保険などを560億円以上も過少給付されていたのだから重大な問題だ。更にアベノミクス官製春闘のため故意に数値を歪めたとも言われている。問題は山積している。統計を扱う人手が足りない。官僚には統計の簡易法の知識が無い。外部の専門家の助言を得れば出来るが、官僚は全て自前でやろうとする。問題点を明らかにするため第三者委員会が設けられたが、極めて杜撰。2ヶ月かかる作業を1週間で上げたやっつけ作業。しかも身内の官房長が調査側に入り公正さはゼロ。根本厚労相は記者会見で質問に答えられず「事務方に聞いて」の連発。諸悪の根源は政府が基幹統計を軽く見ているからだと思う。縦割り行政を廃止し、横断的な統計部を作り専門家を育成すれば解決する。一連の騒動は政府の不作為の結果と言えそうだ。
29日 1月 2019
泉明石市長の「燃やしてしまえ」発言が独り歩きしている。2年前の出来事だが何故か市長選直前に再燃した。でも問題の「燃やしてしまえ」には前後の文脈がある。それをカットしては真意が伝わらない。経緯はこうだ。交通事故の多い通りがあった。安全確保のため7年前に道路を拡幅することになった。殆どの家が立ち退いたが1軒だけ残ってしまった。安全は確保されていない。その現状に市長は担当者の無責任さを責めた。「何故7年も放置したのか。職責を全うしろ。出来ないのなら燃やしてしまえ。賠償はお前らがしろ。役所はしんどい仕事をするのだ」という具合。市長の真意は「燃やしてしまえ」ではないことは明らかだ。不甲斐ない部下を鼓舞する激励に過ぎない。部課長の発言であれば良くある話だ。でも市長は絶対権力者だから少しきつ過ぎる。だから問題にもなっているのかもしれない。本当の問題は「市長の発言としては少しきつ過ぎる」だけだと思う。しかし、近年はこのような熱血漢の市長はいない。懐柔や搦め手や無言のパワハラで相手を籠絡するのが多い。では、市民としてどちらが好ましいのだろう。勿論、熱血漢を期待しているはず。泉明石市長は、もっと意思表示を明らかにして発信べきだったと思う。泉明石市長の敗因は、トランプのようにツイッターを効率良く利用出来なかったことなのかもしれない。
28日 1月 2019
沖縄の辺野古移設を問う県民投票日である2月24日が迫ってきた。当初、沖縄市、うるま市、宜野湾市、宮古島市、石垣市の5市長は不参加を決めていた。だが、賛成、反対の2択に「どちらでもない」を加え3択にすることにより、県全域での投票実施が行われそうな見通しになったとのこと。「どちらでもない」が加えられた経緯は、消極的に容認する立場を反映させるためと言われている。だが問題は「どちらでもない」票を如何に解釈するかだ。何と玉城デニー沖縄県知事は「どちらでもない」は「どっちでもいい」ということだと言い出した。反対派の県知事から見れば「どちらでもない」票は反対票という解釈だ。当然一方の賛成派は消極的賛成と主張するはず。折角県民投票をしても、結果は曖昧になり決着は着きそうも無い。しかも、そもそも県民投票には強制力がない。白黒をはっきりさせるための県民投票が、事態を益々混迷させることになりそうだ。単純に2択とか3択などにせず、県民の心情を如実に表す選択投票にすべきだと思う。その方が、政府に対する強力なアピールになるはずだ。
27日 1月 2019
僧衣で運転したことを理由に福井県警は僧侶を交通違反で捕まえたが、僧侶たちの猛反対に遭い違反を取り消したとのこと。福井県道路交通法施行細則には「運転操作に支障を及ぼすおそれのある履物または衣服を着用して車両を運転しないこと」の規定がある。取り締まり警官はとっさにブレーキをかけられず、シフトレバーなどに袖が引っかかる恐れがあると判断し、青切符を切ったという。ところが、僧侶が所属する浄土真宗本願寺派は「僧衣での運転が危ないなんて聞いたことがない。裁判になっても宗派として全面的にバックアップする」と猛反発。ツイッターでも「#僧衣でできるもん」のハッシュタグで、軽快に動けることが多く投稿された。各地の僧侶が反発したのは、男性が着ていた「布袍」が、身動きしやすい「略装」だったからとのこと。県警はそれに負けて取り消した。当の僧侶は、今後僧衣で運転してよいのか県警に尋ねたが明確な返答は無かったとのこと。僧侶はどうしたらよいものか困っているようだ。取り締まり警官が、細則の字面に拘らず、実際に運転に支障があるかを確認しておけば起きることは無かったはずだ。ネズミ取りも、安全の確保・向上よりも点数稼ぎ競争が優先されている。取り締まりは何のためにするのか、原点に返るべきだと思う。
26日 1月 2019
またまた高野連が物議を醸している。高知商業野球部を引退した3年生が有料ショーにユニフォーム姿で出演したとして、部長をつとめる同校教諭に謹慎処分を科した。日本学生野球憲章の「学生野球は、学生野球、野球部または部員を政治的あるいは商業的に利用しない」などに違反するからだと言っている。有料ショーとは、同校のダンス部員が企画した文化祭のステージをより本格的にしたイベント。入場料は500円だから商業目的ではないことは明らかだ。この部員は甲子園にチアガールとして応援に駆けつけてくれたダンス部へのお礼としてゲスト出演したという。本来なら美談だ。高校生活が健全に行われているという証でもある。しかし、高野連は相変わらず体質が古い。日本学生野球憲章の意味を歪曲化している。むしろ、日本学生野球憲章を厳密に解釈すると、高野連が甲子園の入場料をとること自体が憲章違反だ。金足農業の吉田投手の侍ポーズや、花巻東のカット打法を禁止したが、選手の個性や独自の努力を踏みにじるものと言える。健全な高校生活を推進するには、高野連の早急な幹部総入れ替えが必要だと思う。
25日 1月 2019
肝硬変を患い、生活に多くの支障をきたしている友達を支えるための昼食会が月一で開かれる。高校のクラスメートで地元に住んでいる有志が8名程度集まり世間話に花を咲かせる。今日もその昼食会に行ってきた。全員72歳で男ばかり。話題は健康・病気が主になる。それもそのはず、肝硬変を筆頭に、前立腺がんを摘出した者、胃がんの疑いがもたれている者、心房細動になりAEDで生還した者、腰痛でゴルフもままならない者、BMIが30もある者、白内障手術を受けた者等々、皆何某かの病を抱えている。ミニクラス会だが病人の集いでもある。食事が終わると、何故かゴソゴソし出す。何とお昼のお薬タイムだ。日本の老人医療費が年々増加していることを実感した。同時にこのミニクラス会が精神疾患に陥ることを防止していることを確信した。
24日 1月 2019
韓国の前最高裁長官が職権乱用権利行使妨害の容疑で逮捕された。朴政権時代に元徴用工裁判を故意に引き延ばした容疑とのこと。政権が変わると前大統領が逮捕されることは多いが、最高裁長官経験者が逮捕されるのは初めて。文政権になり、最高裁が元徴用工に対し日本企業に賠償するよう判決した。日本は1965年の日韓請求権協定で決着していると主張しているが、文は「韓国は三権分立なので政府は見守るしか無い」と嘯いている。では、韓国は真に三権分立なのだろうか。韓国の最高裁長官は大統領が指名する。従って大統領は子飼いの者を司法の長に就けることが出来る。朴政権時代は朴の意をくむ者が長に就き反日感情を和らげていたのかもしれない。一方、文政権では文の意をくむ長が反日感情を煽っているのかもしれない。いずれにしても、韓国には三権分立など存在していないと言えそうだ。だが待てよ。日本の最高裁長官は内閣が任命する。同じ構図だ。目くそが鼻くそを嘲笑っているだけかもしれない。それよりも「人の振り見て我が振り直せ」をまず実行すべきかもしれない。
23日 1月 2019
江の島海の王子がコメントを発表した。マスコミ向けだが、間接的には秋篠宮さま宛てと見ていいだろう。秋篠宮さまが「それ相応の対応をするべきだ」と仰ったのが昨年の11月。あれから2ヶ月も過ぎた。その間王子は米国に行き梨の礫。やっと秋篠宮さまへの答えを出したのかと思ったが、そうではない。従来通り母親の借金は贈与として決着していると述べただけだ。秋篠宮さまも国民も、母親のトラブルが解消し、婚約の壁が無くなったとの報告を期待していたのに。しかも、母親問題は未だに解決していないとのこと。再発するのは目に見えている。このコメント発表は一体何なのかと思う。周回遅れのコメントだ。間が抜けているとも言える。当時このブログにも、王子に必要なことは誠実さだと「誠実さの証明」に書いた。だが、このコメントからは誠実さが全く感じられない。むしろ、不誠実ささえ感じる。王子はパラリーガルを卒業し米国の弁護士資格取得を目指すという。もし資格を取得出来たとしても、人の気持ちや道義が分からない弁護士など、仕事が出来る訳が無い。もし自分が娘の親であれば、断固反対して娘を説得する。でも恋の病は強い。説得出来なければ、死んだものと諦めるしかない。どう考えても幸せの未来は見えない。
22日 1月 2019
日経夕刊三面のトップ下に「100円カップに150円ラテ注ぐ...

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