カテゴリ:201104



30日 4月 2011
菅総理大臣のもとで原発事故の対応にあたっていた、小佐古内閣官房参与が辞任した。理由は政府の場当たり的な対応への抗議のためだ。小佐古氏は、年間20ミリシーベルト近い被ばくは原発従事者でも極めて少なく、ましてや小学校などの校庭利用基準をその年間20ミリシーベルトとしたことに強く抗議。これに対し菅は、政府の決定は原子力安全委員会の助言に基づいたもので、場当たり的ではない、と反論したが場当たり的そのものだ。原子力安全委員会とは、大事なときに逃げてしまった無責任男の班目委員長だ。こんな奴の言葉が信じられるか。また文科省はあくまで暫定的なものと表明し、枝野は20ミリシーベルトまで被ばくしても構わないなどと言っているわけではない、と反論。結局文科省も枝野も、20ミリシーベルトは高すぎる値だと言っていることになる。放射能の子供への影響は大きい。子供には、寧ろ安全サイドで放射能から守るべきだ。この決定は将来に大きな禍根を残すことになる。菅は一刻も早く首相を辞めるべきだ。辞めることが日本の復興に繋がる。
29日 4月 2011
テニスを始めて約40年になる。スポーツは何でもそうだと思うが、技量と経験年数は必ずしも相関しない。一生懸命やったからといって上手くなるなる訳ではない。その証拠に自分は未だに中の下レベルだ。当初は会社のテニス部に入部し、手に豆を沢山こさえながら頑張ったものだ。会社対抗や市主催の試合にも参加したが、いつもライ8君だった。実績を残した記憶はない。そして15年ほど前に今のテニスクラブに入会し、勝負を超えたテニスゲームを楽しんでいる。このクラブは、ハードコートが3面あり、会員は20名前後の少数でビジターも10名程度でこじんまりとしている。自分は週2回、水曜日はビジター主体のレッスンに参加しコーチの指導を仰ぎ、休日はメンバーとゲームを楽しんでいる。今日は毎年恒例のバーベキュー大会があり、皆で料理を作りながら、アルコールを嗜みながら、テニスも満喫した。このクラブのいいところは、特定の仲間内だけで楽しむテニスではなく、分けへだだてなくたまたま集まった人達でテニスを楽しむことだ。今時あまり聞かないいいテニスクラブだと思う。感謝。いつまで続けられるのかなー。いや続けます!
28日 4月 2011
イギリスのウィリアム王子とケイトさんのロイヤルウェディングが、いよいよ明日に迫ってきた。イギリスでは祝賀ムードが相当盛り上がっているらしい。30年前のイギリスを思い出した。1981年6月末自分は仕事でイギリスにいた。当時のロンドンはチャールズ王太子とダイアナさんの結婚式を目前に控え祝賀一色で、市内はダイアナさんの顔写真で溢れ返っていた。結婚後はダイアナ・フィーバーと呼ばれ各地で熱狂的な歓迎を受けたが、離婚後パリでパパラッチに追跡され交通事故を起こし36歳という若さで急逝してしまった。その子がいまロイヤルウェディングを迎える。まさに光陰矢のごとしだ。ちなみにこの年のウィンブルドンでは、男子Sではジョン・マッケンローがビヨン・ボルグの6連覇を阻み、女子Sではクリス・エバートが優勝した。1981年は自分にとっても思いで深い年であった。
27日 4月 2011
夕張市に30歳の全国最年少市長が誕生した。夕張市は全国唯一の財政再生団体で、322億円の赤字を今後16年間がかりで解消する必要があり厳しい状況下にある。当選した鈴木直道氏は、家庭の事情で大学に進学せず東京都に入庁し、その後夜間大学を卒業した苦労人。都職員として2年間応援職員として夕張市に派遣され、市の財政再生計画の作成への協力やボランティアやNPO活動に積極的に参加し市の改革に努めた。年収200万円減収を覚悟で市長選に立候補し、自民公明みんな推薦の小泉チルドレンを破り見事当選。都知事が夕張に協力する方針を明らかにしたことを受け、東京から提案を待つのでなく、東京とつながることでメリットがあるものはこちらから上げていく、前例主義にとらわれない姿勢を強く表明した。何とも頼もしい若武者だ。実務能力の高い都府県の協力を得ながら市の立て直しをはかるやり方は、これから財政再生団体に陥るであろう多くの市町村に大いに参考になると思う。夕張市の再生を祈願する。
26日 4月 2011
「脳は意外とおバカである:Cordellia...
25日 4月 2011
批判されると「俺は辞めてもいいんだよ」と開き直ることで有名で傲慢な小倉智昭が「テレビ局も節電を」と言い出した。予てから民放は1局の輪番制でよいという持論の自分には、殊勝な意見だと思ったが然に非ず。夏場の消費電力が上がる午後に放送される「情報ライブ ミヤネ屋」を狙ってのこと。絶好調男宮根へのジャブ攻撃だ。正論を振りかざしライバルを追い落とそうとするコスイ奴だ。本当の節電は、民放は1局の輪番制にすることだ。
24日 4月 2011
初動遅れと説明不足でこの大震災を人災化してしまった政府には、反省の欠片も見られない。復興構想会議はオープン化すべきだ。元々この会議には何の権限もなく何の縛りもない。目的は単に菅に入れ知恵をするだけで実行するかはわからない。お気楽な会議だ。識者の集まりは英知の結集とは限らない。識者は自分の専門に拘りが強いためだ。会議の全てをYouTubeやニコニコ生放送でオープン化し、Twitter等で世論を集め参考にした方が成果が上がるはずだ。マスコミのフィルターもかからず生の意見が国民にダイレクトに伝わるメリットもある。オープン化すると意見を述べにくいというメンバーが、もしいれば即メンバーから外すことだ。公表出来ない意見を述べるメンバーは害そのものだから。まともな意見を言えないメンバーも外すべきだ。有用な意見を発する人がいれば即メンバーに採用すべきだ。今のメンバーに拘る必要は全くない。オープン化が議論を加速する。提案内容の出来不出来に拘らず早期に結論を出すことが重要だ。
23日 4月 2011
最近のアナウンサーはタレント気取りでチャラチャラしている人が多いが、中々奥が深そうで存在感のある人もいる。大越健介さんと柳沼淳子さんだ。大越さんは、NHKの元記者で現在はニュース9のキャスターをしている。アナウンサー出身のキャスターは原稿棒読みだが、大越さんは自分の言葉で話しているように聴こえる。インタビュー時でも心を込めて対応しており良識ある態度で好感が持てる。信頼感のあるキャスターといえる。柳沼淳子さんは、BS12のザ・ウルトラシェフの司会者兼審査員をしている。この番組は3名のプロのシェフが3分間で調理し、柳沼さんが試食して判定を下しウルトラシェフを決定する。この判定をするときの柳沼さんのコメントが抜群だ。並みの料理評論家では表現が出来ないような、極めて繊細で当を得たコメントをする。感心の一言に尽きる。ご本人は相当多趣味のようで、アナウンサー以外にグラビアモデルやソムリエの資格も持っているらしい。フランスへ卓越した功績のあった人に贈られるコマンドールも叙任されている。まさに才媛といえる。
22日 4月 2011
毎日新聞4月2日の記事を、真実に近づけるために削除と加筆をしてみた。以下カッコ内は加筆。菅首相は、東日本大震災で壊滅的な被害を受けた被災地を視察した。首相は(救助に汲々としている)消防団員約20人(を無理やり集め)「(いつ終わるかわからない)長い戦いになるが、政府も最後の最後(は)頑張るので皆さん(はそれまでずっと続けて)頑張ってください」と語った。首相は避難所も訪問。板で仕切られた「家」を巡回し、女性に「いろんな物資が届かない状況は(私の初動体制の不備によるものですが)、最近どうなっていますか」と語りかけたり、「国も(こらからは反省して知識人から知恵を授かり)しっかり対応するので頑張って」と声をかけた。また、松原が根こそぎさらわれた海岸沿いや全壊した市庁舎も訪れ、市庁舎に向かって黙とうを(するふりをして眼を伏せた)。 午後には、東京電力福島第1原発から約20キロ離れ(放射能から安全な)Jヴィレッジを訪れ(ここが近づく限界だなと洩らした)。毎日新聞よ、真実を語れ。
21日 4月 2011
山を削り高台を設け、削った土で平地の陥没部を埋め立てする。その高台に住宅区域を造成するという案。平地部にはコンクリート製の数十メートル級の避難場所兼住宅を建設するという案。共に現実的な良案だ。日本の海岸線を全て高い防波堤で囲むわけにも行かない。しかし平地は住むのに便利だ。高層ビルは家賃が高い。景勝松島では法律により高台を開発出来ない。山を削れば保水性が劣化し牡蠣養殖が悪化する。このような問題を解決するのが本来の政治だ。景勝地松島は法律から削除する、津波の恐れのある場所に建設する避難所と成り得る建物は税制等を優遇する、津波の恐れのある新しい開発地に一般家屋を建てる人には特例を設け、今後一切の援助をしないで税制もアップする、牡蠣養殖のための養分補給方法を編み出す等々。平地は割高という新常識を生み出すことも政治家の使命だ。

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