頑張れ!栗山監督

テレビは録画して見ることにしている。CMを省けるし、詰まらなそうなら早送りして、本当に詰まらなければ即消すことが出来るからだ。勿論良い番組もある。2日遅れで14日のBS朝日「ザ・ドキュメンタリー、監督栗山英樹」を見て、些か感動した。栗山監督は今でこそ名監督として名を馳せているが、就任当時は不安視されていた。このブログにも2011年11月就任当時、今後どうなることかと「日ハム球団」に書いたことがある。ヤクルトでそこそこの選手だったが引退し、テレ朝のスポーツキャスターになった。後輩へのインタビュー場面を見ても、遜ったチャラい奴だと思っていた。ところが、この「ザ・ドキュメンタリー、監督栗山英樹」を見て驚いた。確かに栗山監督は実績を残している。就任1年目の優勝、斎藤佑と中田翔の気が遠くなる程の我慢の起用、MLB移籍が決まった二刀流の大谷投手の育成など、目を見張るものがある。でも、本当に驚いた理由は実績だけでは無かった。キャスターを辞めた後、北海道に移り住み私財を投じて野球場を建設し、子供たちを指導したという。まさに地に着いた活動をしてきた。だから地元民の支持を得ている。まるで生きた政治家と言えそうだ。地道な活動は仏のマクロン大統領に似ている。口先だけで実の無い小池都知事とは、月とスッポンと言えそうだ。