カテゴリ:201403



31日 3月 2014
国際司法裁判所が、南極で行っている日本の調査捕鯨を条約違反と認定し、今後実施しないよう命じた。調査捕鯨とは名ばかりで実態は商業捕鯨だという判決だ。自分も予てから調査と言いながらの鯨肉商売は止めるべきだと思っていた。この裁判は一審制で控訴は認められておらず日本政府は判決に従うことになる。日本には昔から鯨の肉を食べる伝統があり、現在も細々と続いている。自分が子供の頃は、牛や豚は高いのでよく鯨を食べた。だが今は食料事情が良くなり常食として鯨を食べる人など殆んどいない。実際調査捕鯨で獲った肉の売れ行きは落ち在庫が膨らんでいるという。遅れ馳せながら止める時期が来たようだ。だが鯨肉愛好家にとって、いきなり鯨肉がなくなる訳ではない。南極の捕鯨は禁止になっても、近海の小型捕鯨は国際捕鯨委員会の管轄外だから、今後も続けられるはずだ。南極の鯨が市場から消えれば、近海の鯨の価値が上がり漁師にとっては朗報かもしれない。近海の小型捕鯨を残すことは、日本の伝統を守ることにもなる。伝統とは細々と続けるものなのだと思う。
30日 3月 2014
自分は右翼でもないし左翼でもない。いや右翼と思うこともあるし左翼と感じることもある。だが少なくとも真っ当な日本人でありたいとは思っている。そこで思うのだが、今回の菅長官の反論は負け犬の遠吠えに聞こえる。伊藤博文を暗殺した安重根や、30万人とサバをよんだ習の南京事件等の中韓報道に対する菅のコメントだ。日本から見て安重根は暗殺者だと叫んでみても、虚しく世界にコダマするだけ。もっと歴史的検証に基づき確固たる反論をすべきだと思う。伊藤博文は韓国に対し、何をして何を残したのだろうか。結論から言えば西欧諸国の搾取オンリーの植民地主義とは正反対に、日本と同じ文化を拡げるために文化や大学を残したことを。今や韓国の東大と言われているソウル大学の前身は日本が創立したものだ。同じように中国の東大である精華大学も英国が設立した清華学堂を日本が積極的にリニューアルしたもので、習主席も卒業生だ。しかし今は中韓は日本嫌い。中韓は何故西欧の酷い植民地主義の被害には目を瞑り、文化を育てた日本を目の敵にするのだろうか。だが答えは簡単。中国も韓国も、そして日本も本当の歴史を国民に伝えていないから。今は政治家が歴史を弄んでいる時代だ。今こそ真の歴史研究家が声を挙げる時だと思う。見方が違えば意見が異なる。それは当然だがその意見を交わしながら真実に迫っていく行為こそ今求められていることだと思う。泥を穿って想像しているだけでは歴史家とはいえない。泥を被ってでも真実を追及することこそ役者冥利に尽きるというものだろう。
29日 3月 2014
インクジェットプリンターのインクを購入する度にいつも高過ぎると思っていた。プリンター本体は1万円台で買えるが、インクは4色で4千円近くもする。安くプリンターを手に入れたと喜んでもランニングコストは高くつく。メーカーはインク商売が本命なのだ。インクを通信料に置き換えれば、まるでスマホの構図になる。ところが、CNNの記事によると、フォントを変えるだけでインク量を軽減出来コスト節約が可能とのこと。米国の中学生が、学校の印刷物を研究しフォント変更でコスト削減を証明した。これを公表するためにハーバード大学の「新しい調査員のためのジャーナル」に相談したところ、米連邦政府のコスト削減に応用するよう持ちかけられた。米政府全体のインク代は年間4億6700万ドルだが、フォントを変えるだけで約3割の1億3600万ドルが節約になるという。この話の素晴らしい点は二つある。一つは、中学生が科学的な観点から無駄を突き止める研究をする環境を整えていること。もう一つは、優れたアイデアを発展させることの出来るシステムを持っていること。日本にもこのような環境やシステムがあれば学ぶ生徒のモチベーションはぐっと上がるに違いない。まずは隗より始めよ。今まで自分の好みで印刷時のフォントはゴチックを使っていたが、今日からは明朝体に変えることにした。
28日 3月 2014
大人が子供に戻る一方、子供が年齢を遥かに超えた立派な大人に成長する時代になった。日米韓首脳会議のスリーショットは日韓の間にオバマが入り日韓の仲直りを演出した。まるで小学生のバンチョウとスケバンが先生に窘められ、無理やり形だけ仲直りさせられた結果に映る。みんなの党の渡辺は、直ぐにバレると分かる嘘をついて、しかもその嘘を上手く誤魔化すことにも考えが及ばなかったワルガキみたいだ。知能レベルが低すぎる。一国の首脳や党トップが子供返りしている。いや、元々大人に成りきれなかった大人たちなのかもしれない。それに較べ子供の成長は驚異的だ。アイススケートの羽生は五輪に続き世界選手権でも優勝し、大人らしいコメントを残した。浅田は森元首相の失言を大人らしくサラリと躱しただけでなく、SPでは五輪の雪辱を晴らし世界最高点を獲得した。テニスの錦織はソニーオープンで、フェレールだけでなく、あのフェデラーまでも粉砕してしまった。またまた一皮剥け世界のトップ10は間違いない。アベノミクスの第3の矢の成長戦略の本命は、子供な大人を排除し、大人な子供に活躍の場を与えることに違いないと確信した。
27日 3月 2014
またまた選挙資金の隠蔽事件が明るみに出たようだ。みんなの党渡辺代表が選挙直前にDHC会長から8億円を借りたが、資産公開では隠していた。本人は単なる記載ミスとは言っているが、余りにも額が大き過ぎるので嘘にしか聞こえない。既に5億円は使ってしまったが、使途は闇の中。大きな熊手を買ったとか、との言い訳は余りにも幼稚過ぎて開いた口が塞がらない。DHC会長は、100人当選させるため20億円貸してくれと頼みに来たと証言している。渡辺に較べれば、猪瀬は可愛いものだ。猪瀬は選挙資金であることを認めたが、実際には手を付けた形跡がないので罰金刑で済みそうだ。金額もバッグに入る程度の5千万円。一方渡辺は、猪瀬の現金とは違い証拠の残る銀行振り込みだと、恰も隠す意図はなかったと主張しているが、8億円を現金にすると渡す方も貰う方も往生してしまう。今になると、結いの党の会派離脱を渋っていた理由が分かったような気がする。離脱と共に政党助成金を持って行かれてしまうことに拘ったに違いない。最近渡辺は急速に自民に擦り寄っていたが、これでその芽もなくなった。明日からプロ野球が始まるが、野球に例えれば、9回裏2アウトの時2塁盗塁失敗でゲームオーバーといったところだろう。
26日 3月 2014
クイズ:5678(2)7?:?に入る数字は何だろうか。ヒントはサミット参加国数。どの様な数字が予想されるのだろうか。サミットは1975年に仏のジスカール・デスタン大統領の呼びかけで始まった。呼びかけは、仏、米、英、西独、日の5か国だったが、伊が割り込み6になり、その後米の要請で加も加わり、先進国会議と称した。その20年後頃に民主化が進んだ露も加わることになったが、当時の露は発展途上国状態であったために、名称が先進国会議から現在の主要国会議に変更された。G8の完成だ。サミットは国際的な経済政治的課題について討議する場で、当初は世界的な影響力を持っていた。ところが新興諸国の力が伸びてきて現在は影響力が低下し殆んど形骸化していると言える。そこで言われ始めたのがG2。世界を決めるのは米中との予測もあったが、この話も影が薄い。群雄割拠というか、主要国が弱くなったというか、世界的なリーダーが存在しない時代になってきた。そこにプーチンのクリミア併合だ。サミットは露を締め出しG7に戻し、露への制裁を検討した。ところが有効な制裁案が見つからない。最早政治力学上の力はないのだから当たり前。露を外したのは、単に子供たちがよくするイジメとレベルが変わらない。ようやく?の答えがおぼろげに見えてきた。?はゼロに違いない。どうやら時代は秩序のない世界に足を一歩踏み入れたようだ。
25日 3月 2014
その業界のノーベル賞と言われる賞が二つ同時に発表された。一つは、児童文学の小さなノーベル賞と言われている国際アンデルセン賞で、上橋さんが受賞した。先日亡くなられたまど・みちおさんに次ぎ日本人として2番目の受賞者になった。日本には優れた児童文学者が多い。森絵都さんの作品が好きだ。自分は児童文学かSF作家を目指そうと思っているので、一度上橋作品を読んでみようと思う。もう一つは、建築界のノーベル賞と言われているプリツカー賞で、坂さんが受賞した。1~2年前のテレビの特集番組を見て、日本にもこういう人物がいるのだなと感心した。阪神大震災後の紙の教会やニュージーランドの紙管のクライストチャーチ大聖堂や東日本大震災後のコンテナハウスや避難所の間仕切り等々、長年世界各地の災害で専門能力を駆使し独自の工夫で支援活動に取り組んできた人物だ。凄い事をしているのにドヤガオなど見せない。誠実そのもので、ひたすら着々と進めるので、当たりは軟らかが押しが強く迫力がある。技術に裏打ちされたボランティアの鏡という存在だ。独創性に溢れたアプローチで社会の需要に応える建築は、その建築作品だけでなくその哲学にも価値がある。心温まるこの受賞に称賛の拍手を。
24日 3月 2014
旧国鉄の101系電車が、秩父鉄道でラストランをしたとのこと。昔中央線を走っていたあのカナリヤ色の電車だ。今から60年近く前自分が小学生の時、初めて乗った時の感動を思い出した。夏休みに自宅の品川からお茶の水の順天堂大学病院のプールに時々泳ぎに行ったことがある。順大には従兄が勤めていて、その紹介でプールが使えたからだ。お蔭で学校の水泳大会で一番を獲ったこともある。品川から東京まではチョコレート色の古い電車で、床の油が臭くて往生した。ところが東京からお茶の水まではカナリヤ電車。広いし綺麗で臭くもない。まるで別世界に来たような気持ちになった。ところがそう思ったのも束の間、あっと言う間にお茶の水に着き兄に急かされて下車をした。カナリヤ電車が去っていく後姿を見ながら、もう少し乗っていたかったのにと恨めしく感じたことを思い出す。お茶の水には、父のやっていた水道工事の店があった。店先にはホンダベンリイ号が置いてあり、父が単車を運転することを初めて知って感激した。昼食は店の近くの喫茶店によく連れて行ってくれた。ひき肉とみじん切りした玉ねぎを炒めたものを挟んだジャーマンサンドが大好きだった。これを食べると、まだ見たこともない外国が見えたような気がした。101系ラストランから、イモずる式に当時の思い出が蘇ってきた。101系ご苦労様でした。
23日 3月 2014
大相撲春場所は鶴竜が横綱当確となる優勝を果たしたので、相撲行司に因み、とざいとーざい。東西の前知事が、似ているようで似ていない現状を迎えている。東の前知事は猪瀬。無担保無利子で借りたという5千万円は選挙資金ではないと言っていたが、肝心の虎雄が選挙資金と証言し特捜が家宅捜索に入った。立件されることはほぼ間違いない状況だ。猪瀬の法律音痴が生んだ結果なのだろう。一方西の前知事は橋下。求心力低下を挽回するために、大義もなく選挙をうったが当然盛り上がらず、歴史的な低投票率に終わりそうだ。法律の専門家なので捕まることはないだろうが、支持者を捕まえられない状況だ。両者に共通するのは税金の無駄遣いと押しの強さ。本来する必要もなかった選挙に6億円もの税金を無駄遣いし、かつ結果も残せない。押しの強さは、人を引き付ける魅力ではあるが、両刃の刃で同時に人から忌み嫌われる醜臭でもあるようだ。結局両刃の片側だけを使いこなす技術は、聖人君子にしか許されないものなのかもしれない。
22日 3月 2014
タイの憲法裁判所は2月に行われた下院総選挙に対し無効の判定を下した。野党の抵抗で一部の地域が投票未実施で最終確定が出来ず、再投票を行うことになっていた。その2月の選挙を憲法裁判所は無効と判定したのだ。まさにタイの憲法裁判所は「法の番人」と言えそうだ。それに較べ日本はどうか。2012年の衆院選では、2.4倍の格差があり、2010年の参院選では、5.0倍の格差があった。だがそれに対する最高裁の判決は「違憲状態ではあるが選挙結果は有効」だった。国民一人ひとりの権利を保障する日本国憲法に照らしてみれば、違憲状態ではなく、明らかに違憲で再選挙すべきものに違いない。タイに較べ日本は、政権に対し司法の独立性が薄い。まさに日本の最高裁は「政権の番犬」と言えそうだ。同じ裁判所という立場でありながら、一方は番人として行動し、他方は番犬として振る舞う。どちらが先進国と言えるのだろう。経済規模の大きさだけで先進国などと自惚れるのは成金趣味の極みとも言える。日本は名実ともに先進諸国の仲間入りを果たす努力をする時が来ているように思う。

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