字の上手い下手は、志の高さに比例する

参院選公示の前日、恒例の日本記者クラブによる各党党首討論会が開催された。自民、公明、立民、維新は守勢に回り、国民、参政の台頭が浮き彫りになったとか。総じて、政権交代前夜の緊迫感は全く感じられなかったという。自分は討論会を見ていなかったので、今日の日経朝刊7面「2025参院選党首討論の要旨」を読んだ。そこで気になったのは、各党の主張ではなく、各党首の自筆の一言の写真。揃いもそろって、字が超下手。線の向きがあちこちに乱れている。バランスが悪すぎる。まるで小学生低学年レベルだ。勿論、達筆など望まない。でも、党首の頭の中が自筆に現れていると受け取った。当分、日本の政治はダッジロールを繰り返すのだろうと感じた。昔の著名な政治家は達筆だった。今でも、社長室などに飾られていることが多い。字の上手い下手は、志の高さに比例すると思った次第。