嗚呼、フジテレビ

中居正広が芸能界引退を表明した。フジテレビが上納した女子アナとトラブルが生じたが、示談金9,000万円で示談したから問題無しと表明したことが敗因だった。それよりも深刻なのはフジテレビだ。1年半もこの事態を放っておいたのだ。更にフジテレビ社長の言い訳会見が、火に油を注いだ。今どきこんな無能な社長がいるものだと呆れてしまった。昔ヒット番組を作った功績を持って社長にするのだから、経営センスなどあるはずがない。何と日本民間放送連盟会長を務める遠藤フジテレビ副会長は、会見で「女子アナが一夜を過ごすこともある」と口を滑らしてしまったのだ。フジテレビ上層部は、上納を知っていたのだ。と言うよりも上納を強制していたのかもしれない。フジテレビの天皇である日枝は、縁故採用を多用した。政治家の子供や気に入った女性を採用し、政治家との繋がりを強化し、同時に日枝大奥を作った。これが、フジテレビを衰退させた元凶だと言われている。もう多くのスポンサーも降りてしまった。解決策は、現経営陣を取っ替えるしか方法は無い。更にフジに限った話ではないかもしれない。他局はどうなのだろう。テレビ業界を建て直すには、フジを潰すしか道は残されていないのかもしれない。何もしなければ、テレビはオールドメディアではなく、ガラパゴスメディアになるに違いない。