オリエンタルラジオの中田敦彦が最近テレビに戻ってきた。4~5年前、吉本興業を辞めた後、突然テレビから消えたので、何処かの大御所の逆鱗に触れ出禁を喰らったのかと思っていた。現在はシンガポールに移住し、YouTuber、文筆家、インフルエンサーとして活躍しているようだ。毎日新聞のインタビュー記事で、その人となりが良く分かる。以下はその内容。戦後の日本の民主主義について、報道の自由の無さと、政治家の世襲制度を批判し、改善策を提案している。自分は芸人だから、どこまでいっても、聞いてもらえることに喜びや心地よさを感じるので政治家にはならない。直接民主主義が良いとは思わない。民意は流れ易いから適切に対処出来る優秀な政治家が必要だ。政治資金規正法を厳しくする以上に、経済的な恩恵の実感を有権者に与えないと不信感は消えない。政治家と有権者をつなぐ活動をしている。二択で言い切るとコンテンツは盛り上がるが、危険だ。そして本人は記事になっていることを分かりやすく伝える変換器役を続けたいと思っていると締めくくっている。単なるお笑い芸人では無さそうだ。その内日本を引っ張るオピニオンリーダーになる気配を感じる。
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