立憲民主党が2024年度の活動計画案に政権交代を掲げた。野党間連携で自民党を超える第1党を目指すという。確かに自民党は裏金事件で大混乱だ。常識的に真面な野党第1党であれば、政権交代を狙うのは当然だ。野党にとって千載一遇のチャンスといえる。でも、立民は自民が窮地に追い込まれているのに政党支持率は全く伸びず低空飛行を続けている。立民幹部は「自民に自浄能力は無い」と批判するが、自浄能力を如何に高めるかを具体的に提案する能力には欠けている。相変わらず、かつての社会党のように批判するだけだ。野党間連携といっても、連携しようとする相手がいない。共産党と組んだため、維新も国民もそっぽを向いた。共産は政策合意を前提としているから、連携の可能性はゼロに等しい。では何故泉立民代表は「政権交代」を言い出したのだろう。常識的に野党復活のチャンスであることは理解しているが、立民を含めた野党の関係を理解していないからだろう。いや、理解はしているが「政権交代」と叫ぶ以外に何も思いつかないからだろうと推測出来る。
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