武漢起源説の復活

世界で約7億人が感染し約700万人が死亡した新型コロナの発生起源について、米国で大きな関心が集まっているという。かつては根拠薄弱な陰謀論とも言われていた武漢ウイルス研究所流出説だが、ここに来て米エネルギー省やFBIが、ウイルスは中国の研究所から流出した可能性が高いと指摘している。世界のウイルス研究は、中国がメインフィールドになっている。何故なら、中国は欧米先進国に較べて人権意識が低く、実験がし易いからだ。米政府も武漢ウイルス研究所に膨大な資金を提供していたという不都合な真実がある。そこではウイルスの機能獲得研究が行なわれているという。機能獲得研究とは、将来発生しうるウイルスをあらかじめ人工的に作り出し、ワクチンや治療薬の開発に役立てる研究だ。感染症の治療法やワクチン開発など医療技術を飛躍的に向上させるが、反面、漏洩すればパンデミックを起こす。また生物兵器として国際秩序の混乱を狙う国家やテロリズムに利用される可能性もある代物だ。いち早く武漢起源説を唱えて中国を追われ、現在、米国に亡命中のイェン博士は「新型コロナウイルスは中国軍の生物兵器として開発され、意図的に武漢にあるウイルスの研究施設から漏洩された」と断言している。新型コロナを創生させたのは中国と米国で、漏洩させたのが中国というのが真実のようだ。