宝塚記者会見は4大失敗記者会見

宝塚歌劇団の宙(そら)組所属の劇団員が自殺した件について記者会見が行なわれた。文春が事の顛末をすっぱ抜き表沙汰になった。遺族側は、月に250時間を超える時間外労働、先輩劇団員からの暴言やパワハラが自殺の原因と主張している。それについて宝塚歌劇団は、外部の弁護士等による調査報告書の内容を発表した。その内容は「宙組内に確認したところ、いじめやパワハラのようなものはまったく存在せず、週刊文春の報道がデタラメだった。団員が自殺したのは疲れすぎて生きるのに絶望をしたんでしょ」と、宝塚歌劇団には全く落ち度が無いとのことだった。団員が自殺したというのに、余りにも一方的な言い様だと思う。以前「やめ検を頼ったことが徒」に、紀藤弁護士が挙げた「今年の3大失敗記者会見」を書いたが、この宝塚歌劇団の記者会見は「4大失敗記者会見」に入るに違いない。「そら」には、天とか天候とかの意味もあるが「うそ、いつわり」という意味もある。宙(そら)組の事件なので、宝塚歌劇団は絵そら事を言い張ったのかもしれない。そら恐ろしい。