首相選びから始める必要が

岸田内閣のゴタゴタがドミノ倒しのように続いている。大臣、副大臣、政務官の政務三役が辞任に追い込まれたり刑事告発されたりしている。トップバッターは山田太郎文科政務官だ。買春が文春に爆られ辞任した。次が柿沢未途法務副大臣だ。江東区長選をめぐり、違法な有料ネット広告を木村弥生区長に薦めたばかりでなく、金をばらまいたことがバレ辞任した。しんがりは武見敬三厚労大臣だ。自身が代表を務める政治団体が政治資金規正法の不記載罪で東京地検に刑事告発された。1000万円以上の収入がある特定パーティを4回とも記載していなかったのだから極めて悪質だ。土屋品子復興相が大臣の体をなしていないのは先日書いた通りだ。加藤鮎子こども相は、国会で蓮舫によりポンコツぶりが暴露されてしまった。更に内閣からは外れたが木原前副官房長官がいる。陰の総理と言われる岸田の知恵袋的存在だ。岸田政権の思い付きな政策は木原によるものと見られている。それだけなら、まだ良い。木原は妻がらみの殺人事件のもみ消しを図っている。首相が二流、三流であれば、集められる閣僚も、それ以下となるのは道理。解散するにしても総辞職するにしても、まずは首相選びから始める必要がありそうだ。