菅直人元総理が次の衆院選に立候補しないとの意向を表明した。若い世代に引き継ぎたいと言う。案の定、息子に継がせるのかと思ったらそうではない。意中の後継候補は地元の首長だという。政治家は世襲すべきでではないという信念があるという。国会議員を辞める理由は、奥さんに「そろそろ辞めたら」と諭されたかららしい。そう言えば、首相当時の奥さんは、影の総理と言われ、相当出しゃばっていたことを思い出す。菅直人で思い出すのは、薬害エイズ補償とO157のカイワレ大根を食べるパフォーマンスと年金未納と福島原発事故だ。特に原発事故の対応の誤りで、あわや日本を壊滅するところだった。結局、総理としての実績は残せなかった。敢えて言うなら、民主党政権の短命化に貢献したくらいだ。でも、若い世代に引き継ぐために引退する決心をしたことは評価出来る。一方で、自民の細田前衆院議長は、未練たらしく議員を続けるという。老害の総仕上げということかもしれない。
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