イスラエルはテロ攻撃を知っていた

パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスが、イスラエルにテロ攻撃を行い、死者数が双方合わせて4000人を超えた。ハマスは野外イベント場の若者たちを殺害し人質として連れ去った。まさにテロ行為だ。イスラエルはハマスの攻撃は想定外だと言っている。だが、時事評論家の増田俊男は「時事直言」で、これには裏があると指摘している。増田曰く「決して想定外ではない。イスラエルは、アメリカの監視衛星とガサに常駐しているモサド(イスラエル諜報機関)によりハマスの対イスラエル大規模攻撃計画、準備、さらに実行に至るまでの動きを完全に把握していた。ネタニヤフ首相はハマスの攻撃の一部始終を知っていながら、攻撃目標にされていた野外イベントを止めなかった。これは日本の真珠湾攻撃と全く同じ構図だ。日本の攻撃は米国に筒抜けだったが、ルーズベルトは日曜だと言うのに真珠湾の戦艦兵士たちを足止めした為2000人を超える犠牲者が出た。これが切っ掛けで米国は日本との戦争に突入することになった。まさにイスラエルはガザを総攻撃し、ハマスを壊滅しようとしている。最早イスラエルは中東アラブの敵ではない。中東諸国はイスラエルと国交を回復している。そしてパレスチナとイスラエルの対立、紛争の中東の構図は終わりを告げた。時代に取り残されたパレスチナ自治政府はハマスと共に消滅するのみ。歴史を先見出来ない者は滅びる」と。更に「パレスチナ人はサウジから一世帯1万ドルをもらって隣国ヨルダンに移動することになる」とも言っている。さて、どうなるのだろうか。